グロブリンの効果と効能、作用について
2018年3月30日
コーンスターチの効果と効能、作用について
2018年3月30日
グロブリンの効果と効能、作用について
2018年3月30日
コーンスターチの効果と効能、作用について
2018年3月30日

クロムは、必須ミネラルの一つで、多くの食品に含まれるミネラルです。
クロムは、ギリシャ語で「色」という意味で、1797年に発見されました。
そして現在、クロムは糖や脂質、コレステロールの代謝を促す働きがあると分かっています。

そのため、クロムが不足すると成長障害や、各栄養素の代謝異常を引き起こすことがあります。
ただし、クロムの摂取必要量は微量のため、ほとんどの方は欠乏症にならないので安心してください。
クロムは糖や脂質、コレステロールの代謝を促すほか、以下のような効果効能があります。

クロムの主な効果/効能/作用

・糖尿病を予防する(血糖値を引き下げるため)
・動脈硬化を予防する(コレステロール値を引き下げるため)
・高血圧を予防する(血圧を引き下げるため)

ただし、クロムの過剰摂取は吐き気や下痢を引き起こすことがあります。
また、人によっては睡眠障害が起こることが分かっています。

そのため、摂取量の目安として厚生労働省はクロムの1日の摂取量を
成人男性(18~29歳)で35マイクログラム、
成人女性(18~29歳)で25マイクログラムとしています。
また推奨量としては1日当たり男女とも40マイクログラムとしています。

こうしたクロムを多く含む食品は、サザエやアワビなどの魚介類や豆類に多く含まれています。
そして、こうしたクロムを含む食品を摂取する際に注意すべき点として「吸収がされにくい」という特徴があります。
そのため「ビタミンC」と一緒に摂取することが大切です。
「ビタミンC」と一緒に摂取することで、クロムの吸収を促すことが出来ます。