トリグリセリドの効果と効能、作用について

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誰しも年齢を重ねる毎に気になるのが身体の衰え・・・。

10代や20代の頃と比べて基礎代謝や体力が落ちたり、太りやすくなったりします。

特に中年期以降は血糖値やコレステロールが気になるという方も少なくありません。

 

近年では「メタボリックシンドローム」という言葉もすっかり定着しましたが、このメタボリックシンドロームであるかどうかの診断基準となる血液検査項目の1つ「トリグリセリド」をご存じですか?

 

ここではトリグリセリドとは何か、数値の高低でどういった症状を引き起こすのか、さらに数値改善におすすめのフィッシュオイルサプリについて詳しくご紹介します。

 

◆トリグリセリドは「中性脂肪」のこと

トリグリセリド(triglyceride)とは、1分子のグリセロール(グリセリンのこと、glycerol、glycerine)に3分子の脂肪酸が結合した中性脂肪の一種で、「トリアシルグリセロール」と呼ばれる場合もあります。

あまり聞き慣れない成分ですが中性脂肪といえばイメージしやすく、血液検査においても中性脂肪値を表す《TG》がトリグリセリドに当たります。

 

中性脂肪であるトリグリセリドは主に動物の体内脂肪組織の約95%以上を占めるほか、植物油や油脂を構成する脂質の約80〜90%を占める成分です。

トリグリセリドそのものは脂肪酸で構成されており、動物性脂肪の場合は主に飽和脂肪酸によって構成され常温では固体として存在し、植物性脂肪では主に不飽和脂肪酸によって構成され常温では液体として存在します。

 

◆トリグリセリドの主な働き

◇「1g = 9kcal」のエネルギー源

トリグリセリドは、栄養学上では炭水化物・タンパク質と並び三大栄養素の一つである脂質に属します。

脂質は1gにつき約9kcalのエネルギーを放出するため、人間の生命維持に欠かせない栄養素です。

食物から摂取した脂質は体内で中性脂肪であるトリグリセリド、コレステロール、脂肪酸、リン脂質の4つに分解され、トリグリセリドは基本的に血液中に漂いその後内臓周辺や皮下に貯蔵されるため、摂取後直ぐにエネルギーとして消費はされません。

 

人間の身体は基本的に炭水化物を構成するブドウ糖をエネルギー源としていますが、体内でブドウ糖が不足しエネルギー供給が危うくなった際に初めて中性脂肪であるトリグリセリドがエネルギー源として利用されます。

またエネルギー源として利用されなかったトリグリセリドはそのまま内臓周辺や皮下に貯蔵され、冬場の冷えた気温から体温を一定に保つための断熱材としての役割を果たすほか、外部から衝撃を受けた際に内臓や骨を保護するためのクッション材としての役割も果たします。

 

◇過剰摂取で皮下脂肪が増加

食物から摂取したトリグリセリドは、基本的に摂取後はエネルギーとして利用されず内臓周辺や皮下に貯蔵され、ブドウ糖が不足した際に初めて利用されるため、摂取すればするほどどんどん貯蔵量が増加し皮下脂肪となります。

皮下脂肪の増加は肥満へと繋がり、メタボリックシンドロームの原因にもなります。

 

◇トリグリセリドとコレステロールの違い

中性脂肪であるトリグリセリドとよくセットで考えられるのがコレステロールです。

トリグリセリドとコレステロールはどちらも脂質の一種ですが、その働きは異なります。

 

トリグリセリドは体内でブドウ糖が不足した際のエネルギー源として内臓周辺や皮下に貯蔵されますが、コレステロールは主に消化酵素の素やホルモンの原料として利用されます。

トリグリセリドの過剰摂取は皮下脂肪の増加や肥満に繋がり、コレステロールの過剰摂取はドロドロ血液や動脈硬化へと繋がります。

全く異なる働きをするトリグリセリドとコレステロールですが、どちらも生命維持には欠かせない成分で、また過剰に摂取した場合も身体に悪影響を及ぼすという共通点があります。

 

◆血液検査におけるトリグリセリドの基準値

トリグリセリドの基準値は「50〜149mg/dL」ですが、年齢によって下限値・上限値が定められています。

10〜39歳…下限値:54mg/dL/上限値:110mg/dL
40〜59歳…下限値:70mg/dL/上限値:150mg/dL
60歳以上…下限値:80mg/dL/上限値:150mg/dL

 

◇基準値よりも高い場合

トリグリセリドの数値が上限値よりも高い場合「高トリグリセライド血症」の状態であると診断され、メタボリックシンドロームの診断材料の1つとして盛り込まれます。

またトリグリセリドの数値が高い状態が続くと血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の数値も上昇し、それらが長期間続くと次のような疾患を招く原因となります。

・動脈硬化
・肝臓炎
・脂肪肝
・虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)
・脳梗塞
・肥満症
・糖尿病
・甲状腺機能低下症
・クッシング症候群
・多発性骨髄腫
・ネフローゼ症候群
・閉塞性黄疸
など

 

◇基準値よりも低い場合

トリグリセリドは摂取量が低すぎる場合も身体に悪影響を及ぼしますが、長期に渡り下限値を下回ると次のような疾患を招きます。

・慢性肝炎
・肝硬変
・肝不全
・慢性膵炎
・甲状腺機能亢進症
・吸収不良症候群
・家族性低リポタンパク血症
・無β・低βリポタンパク血症
など

 

◆トリグリセリドの数値を下げるには

血液検査におけるトリグリセリドの数値があまりにも高い場合は投薬治療を行う必要がありますが、数値は高いものの投薬治療を行う必要がない場合は食生活や生活習慣の改善に取り組む必要があります。

 

◇食べ過ぎを控えること

トリグリセリドの数値が高い人は基本的に食べ過ぎにより摂取カロリーが多すぎる場合がおおいため、食事量を控えて食べ過ぎないようにし、摂取カロリーを抑えるようにしましょう。

 

◇甘いものを控えること

砂糖やバター、生クリームたっぷりの甘いお菓子を摂取するとトリグリセリドの数値が上昇するため、お菓子をはじめジュースや砂糖入りのコーヒーや紅茶も控えるようにしましょう。

 

◇三大栄養素の摂取バランスを整えること

トリグリセリドの数値を下げると同時に健康的な食生活を送るには、摂取する食物・食材における三大栄養素の割合が炭水化物60%、タンパク質15〜20%、脂質20〜25%となるように調整しましょう。

 

◇食物繊維や抗酸化に優れた食材を積極的に食べること

野菜、果物、海藻、穀類などを積極的に食べましょう。

 

◇肉類は控え、魚介類の摂取量をふやすこと

肉類の食べ過ぎはトリグリセリドの数値上昇に繋がるため、魚介類を積極的に食べるようにしましょう。

 

◇喫煙・飲酒習慣を改善すること

タバコの吸い過ぎやお酒の飲み過ぎはトリグリセリドの数値上昇によって引き起こされる動脈硬化などの諸症状を悪化させる原因となるため、喫煙量や飲酒量を控えるようにしましょう。

 

◇適度に運動すること

日々の生活の中で全く運動をしないと脂肪が燃焼されずどんどん脂肪が蓄積し、トリグリセリドの数値も上昇するため、ウォーキングや軽いジョギング、水泳、エアロビクスといった有酸素運動を1日30分以上行うようにしましょう。

 

◆食生活・生活習慣の改善が難しい場合は《フィッシュオイルサプリ》がおすすめ

トリグリセリドの数値を下げるためには、上記で紹介したように食生活や生活習慣を徹底的に改善する必要があります。

しかし食生活の欧米化や不規則な生活習慣、運動不足の現代人にとって毎日続けることは現実的ではありません。

そこで手軽に始められるケアとしておすすめしたいのがフィッシュオイルサプリです。

 

 

上記で紹介した食生活の改善内容の1つに「魚介類を積極的に食べること」と挙げましたが、フィッシュオイルサプリには魚介類の中でも青魚が豊富に含有するEPADHAという成分を効率よく摂取することができます。

 

EPA・DHAは中性脂肪であるトリグリセリドの数値を下げる効果や、トリグリセリドの数値上昇に伴い増加する悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の量も減らす効果があります。

特にEPAは「1日600mg摂取すると中性脂肪値を約20%下げる」という研究結果も報告されており、トリグリセリドの数値が高い方は積極的に摂取したい成分です。

 

ただし厚生労働省が掲げるEPA・DHAの摂取目安量はそれぞれ1日あたり1,000mgとなっており、マグロ刺身に換算すると約8人前にもなり、毎日食べ続けることは現実的ではありません。

しかしフィッシュオイルサプリであれば1日数粒の摂取で目安量をしっかり補えるため効率的であるほか、魚介類が苦手な方でも毎日続けやすいというメリットがあります。

年齢的に中性脂肪が気になる・・・血液検査でトリグリセリドの数値が高かった・・・という方は、ぜひフィッシュオイルサプリで健康ケアを行いましょう。