ピクノジェノールの効果と効能、作用について

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【ピクノジェノールとは?】

ピクノジェノールははフランス海岸松樹皮から抽出された機能性の素材になります。

その抗酸化力は非常に驚異的であり、体内に発生した活性酸素を除去して、婦人病、がん、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病予防に役立ちます。

 

活性酸素が原因で発症するといわれている70種類もの病気を予防、改善できる効果が期待されています。
特に欧米では人気のある成分であり、食品、化粧品、薬品として人々の健康維持に欠かせません。

 

ヨーロッパにおける研究によって、フランス海岸松樹皮中には生理活性の高いフラボノイドが豊富に含まれていることが判明しました。

ピクノジェノールの原料であるフランス海岸松の生育地は、フランス南西部のガスコーニュ地方ランドになります。
フランスボルドー地方の南西部からスペイン国境のピレネー山脈までにかけての自然豊かな大西洋沿岸地域に生育しています。
この地域に広がる250万メーカーにも及ぶ森林にピクノジェノールの原料であるフランス海岸松があります。

 

このフランス海岸松の森は、ドイツの黒い森と並んで、世界最大規模の単一林になります。

ピクノジェノールの原料であるフランス海岸松の樹皮は他の松の樹皮よりも、非常に厚い皮でできている特徴があります。
この樹皮には、フラボノイドが40種類以上含有しており、活性酸素を撃退してくれます。

 

ピクノジェノールは樹齢25〜30年が経過したフランス海岸松の樹皮から抽出されています。
日本の松の成長は100から150年はかかり樹皮の厚さは3センチになりますが、フランス海岸松は成長が約25年と非常に早く、樹皮の厚みも約10センチにもなります。

フランス海岸松は、海から吹く強い風と年間320日以上が晴天となり強い紫外線にさらされる環境下育っているため、これほどまでに樹皮が厚くなります。
紫外線や乾燥に負けないような強い樹皮が形成されているのです。

 

ピクノジェノールはアメリカをはじめ、日本など全世界90か国以上で商標登録されています。
フランス海岸松の樹皮1000kgから抽出されるピクノジェノールはわずか1kgのみになります。

ピクノジェノールに含まれるフラボノイドは水溶性であり

・プロアントシアニジン
・カテキン
・エビカテキン
・タクシフォリン
・フェノール酸類

など40種類以上の有機酸が含まれています。

ピクノジェノールの抗酸化作用は非常に強力であり、ビタミンEの約170倍、ビタミンCの約340倍も抗酸化物質が含まれています。


この強力な抗酸化作用によって、老化防止、アンチエイジング、アルツハイマー、動脈硬化、狭心症、脳血栓、精力増強などに効果を発揮してくれるといわれています。

 

プロポリスに最強の抗酸化作用と言われるピクノジェノールとフラバンジェノールを配合したプロポリスサプリは、こちら

 

【ピクノジェノールの効果・効能とは?】

ピクノジェノールの効果・効能は以下の通りです。

・抗酸化作用
・血流改善効果
・一酸化窒素(NO)の産生サポート
・エラスチン、コラーゲン結合、保護効果
・抗炎症作用
・血糖値改善効果
・月経前症候群(PMS)の症状改善

それぞれまとめてみましょう。

 

<抗酸化作用>

体内に発生する活性酸素が増えると、老化プロセスを促進するフリーラジカルの作用が起こります。

活性酸素は細胞を構成する脂質にダメージを与えます。ダメージが加わった細胞は細胞数が減少、組織は機能不全の状態に陥り、正常細胞が腫瘍化する恐れもあります。
また活性酸素はコラーゲンなどのタンパク質を変質させて、組織が硬化・収縮して、皮膚にシワやたるみを引き起こしてしまうのです。

 

ピクノジェノールは有害な全ての活性酸素を除去する作用があります。
またピクノジェノールは、ビタミンC、ビタミンE、リポ酸など他の抗酸化作用のある成分と比較すると、はるかに強力な抗酸化作用を持っています。

 

ピクノジェノールに含まれるフラボノイド類は、ビタミンCやビタミンEの働きをサポートする役割もあります。

酸化されたビタミンCを元のビタミンCに再生する作用もあり、ピクノジェノールを摂取することで体内のビタミンCやビタミンEの効果を長く持続させることができるのです。

 

さらにピクノジェノールは直接活性酸素を除去する作用だけではなく、細胞を刺激することで細胞内抗酸化酵素の産生を高めてくれます。
細胞内抗酸化酵素としてはグルタチオンペルオキシターゼ、スーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼなどがあります。

 

<血流改善効果>

ピクノジェノールには血小板の凝集をほどよく抑制して、血液をサラサラにする作用があります。
またピクノジェノールには末梢血管を拡張する働きもあるので、血流改善に効果的です。

 

<一酸化窒素(NO)の産生サポート>

ピクノジェノールには神経伝達物質の1つである一酸化窒素(NO)の産生をサポートする働きがあります。
一酸化窒素の産生が増えることで、血管周囲の筋肉をリラックスさせて、ストレスによる血管収縮を防いでくれます。
また一酸化窒素の代謝や細胞接着を調整することで、炎症症状に効果を発揮してくれます。

 

<エラスチン、コラーゲン結合、保護効果>

ピクノジェノールはエラスチンやコラーゲンなどの弾力成分と結合して、それらを保護することで、毛細血管の強化につながります。
またコラーゲンやエラスチンと結合したピクノジェノールは、タンパク質の酵素分解を防いでくれます。

 

<抗炎症作用>

ピクノジェノールは活性酸素を中和することで、組織の炎症を防止して、炎症を抑えてくれます。
ピクノジェノールは炎症反応の主要スイッチとなるNF−kBの活性を抑制する効果があることが分かっています。

 

さらにピクノジェノールは炎症症状を悪化させるCOX酵素の働きを抑制する作用もあることから、炎症を改善することが可能です。
重大な疾患につながる体内で起こる様々な炎症に対して、鎮痛、消炎作用があり、痛みを和らげる効果も期待できます。

 

<血糖値改善効果>

糖尿病患者にピクノジェノールを摂取したところ、血糖値や血圧を正常化する効果が得られます。
さらに糖尿病の様々な合併症の進行を止めて、治癒を早めていきます。

 

<月経前症候群(PMS)の症状改善>

ピクノジェノールには毛細血管を広げて、血液をサラサラにして血流を改善する働きがあります。
血行がよくなることで、生理痛などの痛みの原因となるホルモンであるプロスタグランジンの蓄積を抑制してくれます。

 

血行がよくなれば、月経前症候群(PMS)の症状として出やすい、むくみや肩こり、冷えなどの症状も改善されます。
生理前症候群(PMS)だけではなく、月経困難症、子宮内膜症などの痛みや深い症状の改善にもおすすめです。

 

【ピクノジェノールの応用活用】

ピクノジェノールの効果・効能は様々な分野の応用活用が可能です。

ピクノジェノールの応用活用としては

・循環器系
・婦人科系
・スキンケア
・アレルギー系
・運動、性機能系
・脳機能系

などがあります。

 

<循環器系>

ピクノジェノールは

・血小板凝固抑制
・悪玉コレステロールの血中濃度を低下させる
・悪玉コレステロールの参加防止
・血管内皮一酸化窒素(NO)の生成補助による、血栓症、脳梗塞、脳卒中、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病予防

などに効果を発揮してくれます。

 

<婦人科系>

ピクノジェノールは

・血流改善促進
・平滑筋の収縮抑制
・抗炎症作用
・抗アレルギー作用
・毛細血管強化

などの作用によって、月経前緊張症、月経困難症、子宮内膜症、むくみ、静脈瘤の予防改善に効果的です。

 

<スキンケア>

ピクノジェノールには強力な抗酸化作用があるので、

・皮膚細胞や組織細胞による酸化防止
・紫外線などによる肌の炎症の抑制
・毛細血管への血流改善
・エラスチンやコラーゲンとの積極的な結合による肌のハリ、弾力アップ

などの美肌効果、アンチエイジング効果が期待できます。

紫外線による肌のダメージや乾燥予防、皮膚病・乾癬の予防、改善に効果的です。
による肌の弾力、ハリアップ。

 

<アレルギー系>

ピクノジェノールには炎症抑制作用があるので、日焼け、喘息、生理痛、関節炎痛、肩こり、五十肩などの症状を緩和してくれます。

またピクノジェノールは、ヒスタミン抑制作用もあるので、喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー症状の予防、改善に効果があります。

 

<運動、性機能系>

ピクノジェノールは、

・運動時の持久力向上
・精子受精能力アップ
・糖尿病性網膜症の改善
・悪性黒色腫の改善

の効果も確認されています。

 

<脳機能系>

ピクノジェノールには

・毛細血管の強化
・血液流動性の亢進
・血管損傷の抑制
・ニューロン細胞死の抑制
・グルタミン酸塩による神経細胞損傷抑制

などの作用が認められるため、アルツハイマー病予防や、学習能力の向上、記憶力の改善などに効果を発揮してくれます。

 

【ピクノジェノールの1日摂取量や使用上の注意】

ピクノジェノールの1日摂取の目安量は体重1キロに対して、1mgが目安と言われています。
例えば体重50キロの人であれば、50mgのピクノジェノール摂取が目安となるでしょう。

ただピクノジェノールは松の樹皮から抽出された天然成分になるので、松アレルギーの人が摂取すると、アレルギー症状が出る可能性があるので控えておいた方が安心です。

 

ピクノジェノールの副作用としては胃痛や胃もたれなどが少数報告されていますが、重大な副作用は現在までに報告されていません。

またアルギニンやシトルリンなどと一緒に摂取することで、ピクノジェノールの相乗効果が期待できます。

 

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