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シアバターは植物性脂肪の一つで、シアーバターノキから生成される物質です。
シアバターの主催分は、ステアリン酸と、オレイン酸となっています。
また微量ながら、トコフェロール(ビタミンE)や、カロチノイド、トリテルペンも含まれています。

シアバターは、常温では固形となっており、肌に塗ると体温で溶け込むという特徴があります。
そのため、シアバターは食用として用いられたり、筋肉痛や脱毛予防のための薬として用いられます。

シアバターは、アフリカ地方で1000年以上前から利用されている成分で、シアーバターノキから生成されます。
シアバターは、アフリカの中でも、イジェリアやマリ、ガーナなどで生産されています。
特に、ガーナでは胎児を紫外線から守るため、体に塗るという習慣があります。

そして、今日の日本では、このシアバターは化粧品などに利用され、リップクリームやハンドクリーム、石鹸に使われています。

シアバターは筋肉痛や脱毛予防をする役割のほか、以下のような特徴があります。

・肌になじみやすくなる(ステアリン酸オレイン酸の働きのため)
・やけどを直す(アラントインによる抗炎症効果があるため)
・美容効果がある(トコフェロールによる抗酸化作用があるため)
・皮膚や粘膜の再生を促す(カロチノイドによる効果のため)
・肌を柔らかくする(トリテルペンアルコールによる効果のため)

こうした働きのほか、シアバターには、日焼け止めやUVカット製品としても利用され、美容効果があると注目されています。
ただし、シアバター植物性でありますが、副作用を引き起こす可能性があります。
そのため、皮膚の健康状態を確認しながら利用することが大切となります。
特に敏感肌やアトピーなどの症状を持っている場合には注意して利用することが大切です。