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ステアリン酸は飽和脂肪酸の一つであり、動物性・植物性脂肪で最も多く含まれる飽和脂肪酸です。

この飽和脂肪酸には、他にパルミチン酸や、ミリスチン酸、ラウリン酸などが含まれています。

ステアリン酸の働きは抗酸化作用があります。
そのため、ステアリン酸の摂取量が少ないと肌にしわが出来たりします。

こうしたことから、ステアリン酸は石鹸や化粧品に用いられることが多くなっています。
ステアリン酸の働きは抗酸化作用のほかに以下のような効果効能があります。

 

ステアリン酸の主な効果/効能/作用

・肌を保湿する(水と油を乳化させる作用があるため)
・肌の清潔に保つ(抗菌効果があるため)

ただし、このステアリン酸を摂取する際の注意点としては、ステアリン酸が飽和脂肪酸に含まれるため、過剰に摂取すると肥満や生活習慣病を引き起こしやすくなります。

 

そのため、飽和脂肪酸の摂取量の目安として厚生労働省は18歳以上の成人男女が総エネルギー量に占める4.5%以上7%未満と定めています。
このステアリン酸を多く含む食品は牛肉や豚肉などの肉類をはじめ、チョコレートやバターにも含まれています。

ステアリン酸を摂取する際の注意点としては、「調理する際の油を少なくする」ということが大事になります。
また、ビタミンCビタミンDと一緒に摂取することも大切です。

 

【ステアリン酸の抗酸化作用】

ステアリン酸は美容に与える影響が大きく、特に強い抗酸化作用を持っています。

ステアリン酸は、高級飽和脂肪酸に分類され、非常に酸化しづらい安定した性質を持っています。
飽和脂肪酸は結合がしっかりしていて酸素が入りこむことが難しいので酸化しにくい特徴があります。

つまり、結合が硬く酸素が入り込みにくいので、強力な抗酸化作用を持っているということ。

 

人間は空気を吸っていきていて、空気の20%は酸素になります。
この酸素の一部はエネルギー生成には使用されず、体内で酸化してしまいます。

 

この体内で酸化した成分を活性酸素と呼び、金属がさびるように、そのまま放置してしまうと連鎖反応でどんどん酸化が進行してしまうのです。
体内で酸化が進むと、体の各機能がさびついてしまい、正常な働きができなってしまうでしょう。

各器官が正常に働かなくなると、糖尿病や高脂血症など生活習慣病を発症しやすくなり、リスクが高くなってしまいます。
ステアリン酸の抗酸化作用によって体内の活性酸素を除去して、体の老化を予防できます。

 

また抗酸化作用はアンチエイジング効果にもつながるため、ステアリン酸は美容効果にも優れています。

活性酸素が体内で増えてしまうと、肌にはシワ、たるみ、シミ、くすみなどの肌老化が進行してしまいます。

活性酸素が除去されれば、シワ、シミ、たるみなどの肌老化の進行を止め、若々しいハリ、弾力のある肌へと導いてくれます。

 

【ステアリン酸の美肌効果とは?】

ステアリン酸は高級飽和脂肪酸に分類されるため、高い保湿効果があります。

体内で水分と脂分を乳化させる働きがあるので、水分を補給した上でフタの役割を果たしてくれます。
フタをしてしまうことで、水分が逃げないようにしてくれるのです。

 

たとえてみると、ステアリン酸は乳液のような効果があるので非常に高い保湿作用が得られます。
ステアリン酸が不足してしまうと、肌の水分が蒸発しやすくなり、乾燥が進みシワが増えてしまので注意したいです。

 

またステアリン酸には抗菌作用もあります。
抗菌作用があることで肌を清潔に保つことができ、細菌など外部の攻撃から肌を守ることができます。

 

【効果的にステアリン酸を摂取するには?】

ステアリン酸が多く含まれる食品は、動物性・植物性の脂肪です。

特に多いのが牛肉の脂身です。
脂身だけを食べるというのは難しいので、霜降り牛など脂身の多い牛肉を食べることで効率的にステアリン酸を摂取できるでしょう。

またバターにもステアリン酸は多く含まれていますので、肉を食べない時でも野菜料理にバターをプラスするなど工夫することで効率的にステアリン酸を取り入れることができますよ。

 

そのほかステアリン酸を多く含む食品として「チョコレート」もあります。

チョコレートにはステアリン酸が豊富に含まれているので、毎日少しずつ食べるといのもおすすめ。

チョコレートにはリラックス効果や集中力をアップさせる作用もあるので、リフレッシュするために食べるという人も多いでしょう。
ただ食べ過ぎると血糖値が高くなり、肥満の元になるので要注意です。

 

ステアリン酸は飽和脂肪酸になりますが、食べたからといって悪玉コレステロールが増えるということはありません。
特にチョコレートでステアリン酸を摂取する場合には、チョコレートに脂肪分解酵素が含まれているので、体脂肪率は上がりにくいです。

ステアリン酸は免疫力を向上させて、美肌効果も期待できるアンチエイジング成分です。
ぜひ積極的に摂取したいですね。

 

 

【ステアリン酸の安全性について】

ステアリン酸の安全性は、皮膚刺激性がほとんどありません。

多くの試験結果においても、皮膚刺激性なしと結論づけられている報告が多いので、皮膚刺激性はほぼないと言えるでしょう。

一過性のわずかな眼刺激性はあるものの、重大なアレルギーの報告はこれまでに一切ありません。
皮膚感作(アレルギー)の試験結果では、皮膚感作性を示すものはありませんでした。

 

ステアリン酸は安全性の高い成分と言えるでしょう。

ステアリン酸は天然の油脂を高温、高圧で加水分解して得られる高級脂肪酸(油性成分)になりますので、天然由来の成分です。

またステアリン酸はクリームの伸びや硬さなどの質感を調整するベース成分として非常に重要な役割を果たしてくれます。

そのため、多くの乳液、クリーム、油性原料、ファンデーションにも広く使用されている成分なので、安全性が高いことが確立されているのは使用する上で安心ですね。

 

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