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【シリマリンとは?】
シリマリンはマリアアザミ、オオアザミとも呼ばれハーブの種子の成分であり、シリビニン(シリビン)、イソシリビニン、シリクリスチン、シリジアニンの4種類のフラボノリギナンが主成分となっています。
その中でもシリマリンの70%はシリビニンになっています。
シリマリンは古くから、肝臓や膵臓の疾患、特に黄疸の治療に用いられており、肝硬変や慢性肝炎に効果を発揮してくれます。
二日酔いや消化不良などの効果も期待できるファイトケミカル成分です。
またシリマリンは美容にも優れた効果があり、美容系サプリメントとしても人気が高いです。
マリアアザミはキク科の植物であり、別名オオアザミ、ミルクシスル、オオヒレアザミと呼ばれることも。
和名はオオアザミになります。地中海沿岸が原産であり、ヨーロッパ全土、北アフリカ、アジア、南ロシア、北米・南米、南オーストラリアなど世界的に分布しています。
キク科オオアザミ属の植物であるマリアザミは、二年草であり薄い紅紫色の花を咲かせます。高さは1m以上にもなり、トゲがあります。
葉っぱには白いまだら模様があり、この模様がミルクがこぼれたように見えるため「ミルクシスル(シスルはアザミの意味)」といい、ミルクを聖母マリアに由来するものとして、マリアアザミという名前がつけられたと言われています。
マリアアザミの種子はヨーロッパでは古くから民間療法で用いられており、肝障害の治療薬とされてきました。
マリアアザミの活性成分が、シリマリンと呼ばれるフラボノイド成分の混合物になります。
1970年頃からシリマリンの研究が進められるようになり、近年では肝機能改善作用、肝細胞保護作用の効果が科学的に証明されています。
【シリマリンを摂取する上での注意点とは?】
シリマリンは臨床試験においては推奨用量のオオアザミは忍容性に優れています。
ただ胃腸関連の副作用が報告されている場合もあります。
またオオアザミはキク科の植物なので、キク科の植物(ブタクサ、キク、マリーゴールド、ヒナギク)に対するアレルギーを持つ人は、アレルギー反応が出る可能性があります。
キク科の植物にアレルギーがある方は、服用しない方が安心です。
そのほか、妊娠中・授乳中の方への安全性は確立されていませんので、注意が必要です。
【シリマリンの効果・効能とは?】
シリマリンの効果・効能は以下の通りです。
・肝機能向上効果
・細胞(肌や唇)の健康維持、若々しく保つ
・肌の調子を整える美肌効果
・生活習慣病の予防効果
それぞれまとめてみましょう。
<肝機能向上効果>
シリマリンには肝機能を向上させる働きがあります。
肝臓では、体外から摂取された栄養を吸収して、毒素や老廃物は排出する解毒作用があります。
シリマリンは、この解毒作用をもつ肝機能を高め、胆汁分泌を促してくれるので、肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害など様々な肝障害の予防や改善に効果を発揮してくれます。
さらにシリマリンは、タバコやアルコールから肝臓や胃を守って、二日酔いの回復をサポートしてくれるので、二日酔いで辛い時にシリマリンを摂取すると効果的です。
飲酒する前に、シリマリンを飲んで置けば、悪酔いを防ぐこともできます。
そのほか、シリマリンには損傷を受けた肝臓の細胞を修復する作用もあるため、肝機能障害がおこった肝臓の修復を行う肝細胞保護効果を発揮してくれます。
ヨーロッパでは2000年以上前から肝硬変などの肝臓疾患の治療薬としても使われいる歴史があります。
シリマリンはDNAとRNAの働きを高めることで、肝細胞の内側でタンパク質の合成を促進していきます。
タンパク質の合成が促進されることで、損傷した肝細胞は再生されるのです。
肝臓内での最強の抗酸化物質であるグルタチオンの肝臓内での濃度をシリマリンは平均35%も向上させることができるのです。
またグルタチオンだけではなく、SODの働きを高めることも確認されています。
このようにシリマリンは肝機能を向上させて、肝細胞保護作用が期待できるので
・肝硬変
・慢性肝炎
・脂肪肝
・アルコール性肝疾患
・胆管炎
・胆管周囲炎
・胆汁うっ滞
などに効果を発揮してくれます。
胆汁の溶解度が高まることで、胆石を治す効果も、研究結果から報告されています。
ウイルス性肝炎やアルコール性肝炎、肝硬変の患者さんに対しては、シリマリンの肝機能を改善する作用によって、延命効果が認められています。
<細胞(肌や唇)の健康維持、若々しく保つ>
シリマリンには強力な抗酸化作用があるので、体の細胞が酸化して老化が進むのを防いでくれます。
また活性酸素によって酸化させられた細胞は、変質してガンを誘発する可能性もあります。
シリマリンによって活性酸素の働きを抑えて、免疫力をアップすることで、肌や唇などの細胞の健康維持につながり、若々しさを保てるでしょう。
<肌の調子を整える美肌効果>
シリマリンは、シリビニン(シリビン)、イソシリビニン、シリクリスチン、シリジアニンなどのフラボノイド類が多く含まれています。
その中のシリビニン(シリビン)は、肌の真皮層にある弾力成分であるコラーゲンの生成を促進する作用があります。
コラーゲンの生成が促進されれば、体内で生成されるコラーゲン量が増え、繊維構造を正常化する事ができます。
弾力のある肌ツヤになれば、たるみやシワなどができにくくなり、アンチエイジング効果につながります。
またシリマリンは体内で成長ホルモンの分泌を促進して、細胞の老化を防いでくれます。
<生活習慣病の予防効果>
シリマリンは体内で合成される抗酸化物質であるグルタチオンの生成を促進する作用があります。
グルタチオンの生成が促進されることで、老化やガン、動脈硬化、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などの原因となる活性酸素の働きを抑制してくれます。
活性酸素を除去できれば、生活習慣病の予防や改善につながるでしょう。
シリマリンは欧米で人気の高いメディカルハーブとして多くの人に親しまれています。