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2018年3月30日バリンは必須アミノ酸の一つであり、BCAA(分岐鎖アミノ酸)に含まれます。
バリンは近年では系統名の「ペンタン酸」という名前で使用されることが多くなっています。
バリンを含むBCAAにはこのほか、ロイシン、イソロイシンが含まれています。
中でも、バリンは1856年に発見され、今日ではバリンの働きが筋肉を強くするアミノ酸だと分かっています。
そのため、バリンが不足すると筋肉組織を破壊してしまいます。
ただし、普通の食事をしていればバリンの不足を拭き起こす可能性は低いので安心してください。
バリンは筋肉を強くするだけでなく、以下のような効果効能があります。
バリンの主な効果/効能/作用
・筋肉を修復する(筋肉内で消費されるエネルギーに変換されるため)
・血液内の窒素バランスを整える(体内に窒素を補給する働きがあるため)
・肝硬変を改善する(肝臓のたんぱく質の合成が促されるため)
・疲労回復に寄与する(使用した筋肉を再構築するため)
・美肌を作る(コラーゲン同士を結び付ける働きがあるため)
また、この他にも食欲増強をするなどの効果効能があります。
ただし、バリンを過剰摂取するとBCAAをはじめとする他のアミノ酸とのバランスを崩し
免疫力の低下などを促してしまいます。
そのため、バリンの摂取量の目安は、1日当たり体重1kgに対して26mgとなっています。
つまり、自分の体重が60kgであれば1560mgの摂取が必要となります。
こうしたバリンを多く含む食品はレバーや牛肉などの肉類、チーズなどの乳製品に多く含まれています。
バリンを含むBCAAを摂取する際の注意点としては「運動30分前に摂取すること」が大事になります。
こうすることで、効率良くバリンなどのアミノ酸を体内に吸収することが出来るようになるのです。