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2018年3月30日
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必須アミノ酸はアミノ酸の一つであり、人が体内で生成することが出来ないアミノ酸のことを言います。
また、この必須アミノ酸を「不可欠アミノ酸」と呼ぶこともあります。

アミノ酸は必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分けることができ、
必須アミノ酸には、バリンロイシンイソロイシンなどが含まれます。
アミノ酸は人体の内、筋肉や皮膚、内臓などのあらゆるタンパク質の元となっています。
そのためアミノ酸の摂取は生きていくために必要であり、不足すると様々な身体的影響を受けるようになります。
必須アミノ酸は以下、9種類のアミノ酸のことを言い、それぞれの役割は以下の通りです。

必須アミノ酸の主な効果/効能/作用

リシン(体の組織の修復や成長、抗体、ホルモン、酵素の合成などに関わる)
トリプトファン(脳内ホルモンのメラトニンやセロトニンを増やしたり、成長ホルモンを分泌する)
トレオニン(成長促進、脂肪肝になるのを防ぐ)
ヒスチジン(赤血球、白血球の形成を促し、貧血やアレルギー疾患を改善する)
メチオニン(肝臓内の毒素を体外に排出する)
フェニルアラニン(記憶力や集中力を高める)
バリン(筋肉に積極的に取り込まれてエネルギー源となる)
ロイシン(エネルギー源の一つであり、タンパク質の分解を抑える働きがある)
イソロイシン(エネルギー源の一つであり、筋肉の消耗を防ぎ、皮膚の回復を促す)

また、必須アミノ酸の1日の摂取量の目安としては以下の通りになっています。
※この目安量かける体重をすることで自分の推奨摂取量が分かります。
・リシン 30mg
・トリプトファン 4mg
・トレオニン 15mg
・ヒスチジン 10mg
・メチオニン(+システイン) 15mg
・フェニルアラニン(+チロシン) 25mg
・バリン 26mg
・ロイシン 39mg
・イソロイシン 20mg

特に必須アミノ酸を摂取する際に注意したい点として、日本人は「リジン不足」が多くなっています。
またトリプトファンメチオニンも摂取量が少なくなっていることがあり注意が必要な食品となっています。
ですので、牛乳や卵を摂取することで、これらのアミノ酸を補うことが出来ます。