
ビタミンCはエイジングケアの強い味方!!シミ・くすみ・たるみ・毛穴・ニキビなどマルチに効果を発揮する?!
2018年12月14日
セロトニンの効果と効能、作用について
2018年12月16日イノシトールは、ビタミン様物質の一つで、体内で生成できる栄養素です。
イノシトールは「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれています。
この名前からも分かる通り、イノシトールの主な働きは脂肪の流れを良くする働きがあります。
その結果、イノシトールには生活習慣病を予防したり、改善したりする効果があります。
そのため、イノシトールが不足すると脂肪の流れが悪くなる可能性があります。
これらのことから、適度な量のイノシトールを摂取することで健康的な生活を送ることが出来るようになるのです。
イノシトールは1900年前後に発見され、1940年代ではビタミンB群の一種として考えられていました。
しかし、現在ではこのイノシトールは体内で合成できるためビタミンB群には含まれなくなりました。
そして現在では、脂肪肝や、うつ病、パニック障害といった病気の治療に使われています。
このほか、化粧品にも含まれており、肌荒れを防ぐ美容効果があります。
イノシトールは脂肪の流れを良くする働きのほか、以下のような効果効能があります。
目次
イノシトールの主な効果/効能/作用
・抜け毛を防ぐ(頭皮への神経伝達を正常にするため)
・便通を促す(筋肉の収縮活動を高めるため)
こうした働きによって、イノシトールは脱毛を防ぐ美容効果やダイエット効果などがある成分と言えます。
また、動脈硬化を防いだり、肝硬変を防ぐといった効果効能もあります。
ただし、イノシトールの過剰摂取は、カルシウムや、亜鉛、鉄分などのミネラルの吸収を阻害する可能性があります。
けれども、イノシトールは水溶性であり、過剰摂取しても尿に溶け出すため、摂取量を気にせずともそれほど問題ありません。
しかしながら、正常な効果効能を得られる摂取量の目安としてはイノシトールの1日の摂取量を500mg~2000mgとなっています。
イノシトールを多く含む食品は、オレンジやメロン、グレープフルーツなどの果物に多く含まれています。
また、ローヤルゼリーにもイノシトールが含まれています。
このイノシトールを効率良く摂取するにはローヤルゼリーなどのサプリメントで摂取するか、または生の果物から摂取するのが早い方法です。
イノシトールをもっと詳しく解説
【イノシトールとは?】
イノシトールとはビタミン様物質であり、血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させる働きがあることから、生活習慣病予防に効果を発揮すると人気を集めています。
イノシトールは以前はビタミンB群に分類されていましたが、体内でも合成できるビタミンであることが研究から分かり、現在ではビタミン様物質に分類されています。
水溶性の成分であり、脂質代謝に欠かせないイノシトールは、神経細胞や筋肉などに多く存在しています。
このイノシトールは、糖アルコールの一種であり、100年ほど前に哺乳動物の筋肉組織の抽出物として発見されました。
イノシトールはイノシトール・リン脂質として生体膜に存在しており、膜機能に関与しています。また植物では穀物の糠や豆に多く含まれています。
腸管においては遊離型のイノシトールは、ほぼ完全に取り込まれるものの、フィンチ酸ではミネラル分の共存によって吸収率が左右されます。
体内ではブドウ糖を原料にイノシトールは生成され、後味のないすっきりした甘味があり白色無臭です。
イノシトールにはいくつかの種類があり、その数は9種類にもなります。
9種類のイノシトールの中でも、体内で働くことができるのは「ミオイノシトール」という種類だけになります。
そのため生理活性をしめすミオイノシトールのことを、イノシトールと呼んでいます。
ミオとは筋肉のことであり、筋肉に多く含まれるため、この呼び名になっています。
イノシトールは植物内ではイノシトールかフィンチ酸、動物の体内ではイノシトールかイノシトールリン酸の形で存在しています。
フィンチ酸はイノシトールの一種になるものの、フィンチ酸を分解、吸収酵素がないため、体内にはほとんど吸収されません。
イノシトールは食品添加物としても用いられており、動脈硬化や脂肪肝予防のサプリメントの成分としても利用率が高いです。
また乳児の成長物質として粉ミルクにも配合されています。イノシトールは産後1週間以内に分泌される母乳(初乳)に多く含まれる成分であり、乳児にとっては欠かせない成長物質になります。
アメリカではGRAS物質として認識されており、国内では特別用途食品の乳児用調整粉乳では生体内で効果のある成分として表示の許可基準に組み込まれています。
【イノシトールの効果・効能とは?】
イノシトールの効果・効能とは以下の通りです。
・生活習慣病の予防、改善効果
・髪の健康維持
・神経機能を正常に保つ効果
・脳機能の改善効果
・便秘改善効果
それぞれまとめてみましょう。
<生活習慣病の予防、改善効果>
イノシトールは脂肪肝を防ぐ効果があり、動脈硬化、高脂血症などの生活習慣病予防にもおすすめです。
イノシトールは抗脂肪肝ビタミンと呼ばれることもあり、脂肪の流れをスムーズにしてくれることで、肝臓に余分な脂肪が蓄積しないようにコントロールしてくれます。
また肝臓だけではなく、血管の脂肪やコレステロールの流れもよくしてくれるので、血液中のコレステロール値が低下し、高脂血症、高血圧、心筋梗塞、動脈効果などの生活習慣病改善、予防にも効果を発揮してくれます。
イノシトールを十分に摂取しておけば、脂肪分の多い食事が好きな人や、お酒をよく飲む人でも、脂肪肝になりにくく、血管にコレステロールが溜まって起こる動脈硬化の予防にもつながります。
<髪の健康維持>
イノシトールは神経伝達を活発にしたり、脳の活動を正常に保ったりする効果が期待できる、私達が生きていく上で欠かせない成分の1つです。
神経細胞に栄養を供給する働きがあるイノシトールですが、神経細胞はあらゆる器官に刺激を与えてくれます。
さらに神経細胞は発毛や育毛など頭皮の健康を指示する情報を伝達する役割もあります。
この働きによって神経細胞が活発になり、頭皮の健康を指示する情報伝達がスムーズに行われれば、頭皮の健康が保たれます。
頭皮の健康が保たれることで、抜け毛や薄毛、湿疹などの頭皮トラブルを防げます。
健康な髪、頭皮を維持するためには、イノシトールは欠かせません。薄毛や抜け毛でお悩みの方にもおすすめしたい栄養分ですね。
<神経機能を正常に保つ効果>
イノシトールはホスファチジルイノシトールと呼ばれるリン脂質の構成成分になります。
リン脂質とは細胞膜に多く含まれる成分であり、特に細胞の中でも神経細胞の膜に多く存在することが分かっています。
リン脂質は、脳細胞に栄養を供給する作用、神経の働きを正常に保つ働きなどがあります。
つまりリン脂質の構成成分の1つであるイノシトールは、神経の伝達をスムーズにして、脳の活動を正常に保つために欠かせません。
神経機能を正常にするためにイノシトールを積極的に摂取したいですね。
<脳機能の改善効果>
イノシトールを1日10g以上大量摂取すると、脳の機能が活性化されるので、パニック障害や強迫性神経障害のなどの症状緩和に効果を発揮してくれます。
イノシトールは脳機能改善への効果が期待されています。
<便秘改善効果>
イノシトールは腸の筋肉の収縮活動を高める作用があります。
腸の収縮活動が高まるということは、腸のぜん動運動がスムーズになるということなので、腸内環境が改善され、腸にたまった老廃物が体外へ排出されやすくなります。
つまりイノシトールによって便秘が解消されやすくなるのです。
【イノシトールの1日摂取量は?多く含まれる食品とは?】
イノシトールは、体内でブドウ糖(グルコース)から合成されるものの、体内での合成量には限界があります。
そのため、体内合成量だけでは、十分な量を賄うことができないため、毎日の食事やサプリメントなどでイノシトールを補っていく必要があります。
脂肪肝、肝硬変、動脈硬化症、高コレステロール症などの生活習慣病予防、改善のためにイノシトールを摂取する場合には、1日500〜2000mgものイノシトールを摂取する必要があります。
一般の人であれば250〜500mg程度が1日摂取目安量になります。
イノシトールが多く含まれる食品としては
・オレンジ
・スイカ
・メロン
・グレープフルーツ
・桃
・グリーンピース
・豆類
・アーモンド
・落花生
・ささげ
・牛乳
・さつまいも
・トマト
・キャベツ
・小麦胚芽
・ビール酵母
・オートミール
・きな粉
・玄米
などがあります。
イノシトールには脳を活性化させる作用がありますが、脳の活性効果を高めるためにはイノシトールと一緒にコリンを含むレシチンの摂取が望ましいです。
このレシチンは大豆や卵黄に多く含まれるので、大豆や卵黄なども合わせて摂取したいですね。
また他のビタミンB群と一緒に摂取すると効率アップにつながります。
水溶性の性質があるイノシトールは、鍋や煮物などにした場合、煮汁にイノシトールが溶け出してしまいます。
スープなどにして、煮汁も一緒に摂取する必要があるでしょう。
【イノシトールの欠乏症、過剰症とは?】
イノシトールが欠乏したり、過剰摂取になったりするとどのような症状が起こるのでしょうか?
まとめてみましょう。
<イノシトールの欠乏症>
イノシトールは体内で合成されるビタミン様物質になるので、欠乏症という症状は起こりにくく、あまり報告されていません。
ただイノシトールが体内で少なくなると、湿疹、脱毛症、便秘の症状が出る場合があります。
脂肪の代謝をスムーズにする作用として、イノシトール以外にもビタミンB2、パントテン酸、ナイアシンなどもあるので、イノシトールだけが欠乏するということはないのです。
普段の食生活を心がけていれば、イノシトールが欠乏してしまうことはないのですが、コーヒーやお茶に含まれるカフェインはイノシトールを大量に消費してしまいます。
コーヒー、お茶、紅茶、コーラなどのカフェインが多く含まれる飲み物を何杯も飲むと、イノシトールを大量に消費してしまうことになります。
イノシトールを大量に消費してしまうと、体内のイノシトールが減りやすくなってしまうでしょう。
お茶やコーヒーを飲む時には、ケーキやお饅頭など甘いものを食べて糖質(ブドウ糖)を摂取することでイノシトールの生成を促進していきます。
食後の生のフルーツを食べる習慣はイノシトールの摂取においては欠かせません。フルーツを食べるだけで手軽にイノシトールを摂取できるようになるでしょう。
<イノシトールの過剰症>
イノシトールは水溶性のビタミン様物質になるので、過剰に摂取したとしても尿から体外へ排出されるので基本的には過剰症は起こりません。
ただ植物性イノシトールの1つであるフィンチ酸は、鉄・亜鉛・カルシウムなどのミネラル類の吸収を阻害してしまいます。
玄米、全粒粉にはフィンチ酸が多く含まれるので、ミネラル吸収が悪くなります。そのため、積極的にミネラル摂取を心がけましょう。