クロロフィル(葉緑素)の効果と効能、作用について

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クロロフィルは、葉緑素として呼ばれることが多い「緑色の天然色素」のことを言います。

葉緑体の中に多く存在しており、クロロフィルの主な働きは「光合成」をすることにあります。

また、体内に摂取するとコレステロールや、ダイオキシンなどを排出してくれるため、動脈硬化などの生活習慣病を予防してくれるのです。
そのため、近年では健康意識の高まりから、注目が集まるようになっているのです。

 

クロロフィルは1817年にピエール・フォセフ・ペルティエらによって発見され、「クロロフィル」という風に命名しました。
日本では葉緑素として耳にすることがあるクロロフィルは、植物や藻類に含まれており、「光合成」をする働きがあります。
このクロロフィルによって大気中の「酸素」を生み出し、「二酸化炭素」を減らしているのです。

 

クロロフィルは、人体へもいい影響を及ぼすことから「緑の血液」と呼ばれることもあります。
例えば「緑の血液」と言われるように、人体ではヘモグロビンを生成して血液を生み出します。

そのため、貧血気味の人がクロロフィルを摂取すると、その改善をすることが出来るのです。
クロロフィルは動脈硬化などの病気を予防するほか、以下のような効果効能があります。


クロロフィルの主な効果/効能/作用

・がんを防ぐ(抗酸化作用があり、活性酸素を除去するため)
・デトックス効果がある(カドミウムやダイオキシンを排出するため)
・貧血を予防する(と結びつきヘモグロビンを生成するため)
・動脈硬化を防ぐ(コレステロール値を下げるため)

 

こうした働きがあるため、体内を綺麗にできることからクロロフィルに注目が集まっています。
また、抗酸化作用があることから、シミやそばかすを排除してくれる役割も持っているので、美白効果も得ることが出来るのです。

 

クロロフィルの過剰摂取による副作用は認められていないため、安心して摂取して大丈夫となっています。
通常の食事をしている際にはクロロフィルの摂取量は意識しなくても問題ありません。
ですが、もし「サプリメント」などでクロロフィルを摂取するのであれば、用法・用量を守るようにしましょう。

 

こうしたクロロフィルを多く含む食品は、小松菜やホウレン草、スピルリナや、クロレラなどに含まれています。
そして、こうした食品を摂取する際の注意点は、より「緑色が濃い」ものを選ぶということです。

植物の緑色が濃ければ濃いほど、クロロフィルは多く含まれているので、その分、栄養素を摂ることが出来るようになっています。

ただし、こうした食品からは摂ることが難しいので、スピルリナや、クロレラなどのサプリメントから摂取すると、簡単にクロロフィルを摂取することが出来るでしょう。

 

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【葉緑素とは?】

葉緑素は植物や藻類に含まれる天然色素の1つです。緑色の色素であり、別名クロロフィルと呼ばれることもあります。

植物の葉っぱが緑色に見えるのは、葉っぱの中に葉緑素(クロロフィル)が含まれているためです。

この葉緑素は細胞内の葉緑体の中のグラナに存在しており、光・水・空気中の二酸化炭素から糖など有機物を合成する「光合成」には欠かせない成分。
グラナは電子顕微鏡で見ると直径0.4~0.6ミクロンほどで、円盤状をしています。
子供の頃、理科の授業で習ったことがあるので、よく知られているかもしれませんね。

 

葉緑素は基本的には植物に含まれる成分ではあるものの、人間の血液の色素である「ヘム」と似た構造をしているため、「緑の血液」と呼ばれることもあります。
ヘムはヘモグロビンの中の中心構造のことを言います。葉緑素は腸内で核のマグネシウムが鉄に入れ替わるだけで、ヘモグロビンへと変化するのです。

 

葉緑素を体内に摂取した場合、血液中で鉄と結合して、赤血球や筋肉のヘモグロビンなどの色素に変換します。

葉緑素に含まれる有機ゲルマニウムは血流を促進する働きがあり、毛細血管にも酸素が行き渡ることで貧血予防にも働いてくれます。

 

また葉緑素には、食品を介して体内に取り込まれてしまった、ダイオキシンやカドミウム、鉛などの有害ミネラルに吸着して排出させる解毒作用(デトックス作用)があることもわかっています。

その他、体内に吸収される細胞を活性化させる働きもあるので、筋肉維持、怪我の傷の治りを早くする、病気になってしまった細胞を健康な状態にするなどの薬理作用も期待されていますよ。

 

葉緑素の歴史は非常に古く、1817年に分子構造の解明がスタート。

医学分野においては、消臭・脱臭作用があることが古くから分かっており、その後造血機能の促進、細胞の活性化などたくさんの医学効果に対する研究結果が報告されています。
口臭予防、便秘改善、貧血治療なども広く用いられています。

 

美容ケアに関しても葉緑素は効果的。

葉緑素は優れた抗菌力、殺菌力があるので、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を抑制して、肌の炎症を鎮めてくれる効果があります。
そのため、ニキビケア商品に広く用いられているのです。

 

【葉緑素はどのような食品に含まれている?】

葉緑素が多く含まれている食品は以下の通りです。

・明日葉
・小松菜
・ほうれん草
・クロレラ
・緑茶

先ほどお話しした通り、植物の葉が緑色なのは葉緑素が含まれているため。
緑色の野菜にはたくさんの葉緑素が含まれています。
特に青菜、緑黄色野菜、海藻などには豊富な葉緑素が含有していますよ。

 

これらの食品は太陽光に当たれば当たるほど葉緑素が増えて色が濃くなります。
緑の色が濃くなればなるほど、葉緑素が多く含まれているということになりますので、緑色の濃い食品を食べれば葉緑素を摂取できるでしょう。

 

【葉緑素の効率的な摂取方法とは?】

葉緑素を体内に摂取するためには、細胞壁の破砕がポイントとなります。
葉緑素は細胞壁の外に出ないと活躍しないため、細胞壁の破砕が条件となるのです。

 

細胞壁の破砕方法としては、加熱処理が一般的。
葉緑素は硬い細胞壁に守られているので、加熱処理することで細胞壁が壊れやすくなり、葉緑素が細胞壁の外に出ます。
葉緑素自体は、熱を加えても変性することはありません。

 

細胞壁を破砕する方法として、加熱処理の他に細かく切るというのも効果的です。
葉緑素は硬い細胞壁に守られているので、口で咀嚼したくらいでは破壊することができません。

ミキサーなどで細かく砕くことで、葉緑素をより多く体内に取り込むことができるでしょう。
食品から葉緑素を摂取する場合には、加熱調理やミキサーなどで細かく切るなど調理方法を工夫するとよいですね。

 

【藻類に含まれる葉緑素】

葉緑素は野菜などの植物だけではなく、クロレラ、スピルリナ、ミドリムシなどの葉緑素にも多く含まれています。
つまり藻類を摂取することで、葉緑素を直接体内に取り込むことができるのです。

 

ただクロレラは細胞膜の外側に厚くて硬い細胞壁があるので、細胞壁破砕したクロレラ商品がおすすめ。
一方、スピルリナやミドリムシには硬い細胞壁はなく、細胞膜だけなのでそのままでも葉緑素を摂取しやすいですよ。

 

【葉緑素は副作用はないの?葉緑素の安全性】

葉緑素は基本的には安全性の高い成分ですが、1つ副作用として報告されているのが「光過敏症」です。

この光過敏症とは日光に当たるだけで、皮膚に炎症などが起きてしまう症状。
葉緑素の分解産物であるフェオホルバイドという物質が原因とされています。

ただ用法、用量を守って摂取していれば、基本的に光過敏症になることはありません。
あくまでも過剰に摂取した場合に起こる症状です。

 

【葉緑素の効果と効能とは?】

葉緑素の効果・効能は以下の通りです。

・血中コレステロール値の低下
・デトックス効果
・貧血予防効果
・ガン予防効果
・整腸作用(便秘解消効果)
・消臭効果

それぞれまとめてみましょう。

 

<血中コレステロール値の低下>

血中コレステロール濃度が高くなると、心筋梗塞や心不全などの心疾患の原因となる高血圧を引き起こしてしまいます。
高血圧になる時に問題となるのが、悪玉コレステロール(LDL)です。

 

コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、ドロドロの血液になってしまうので血液の中の悪玉コレステロール濃度が高まっているため。
ドロドロの血液では、悪玉コレステロールが停滞しやすくなり、行き場を失った悪玉コレステロールは血管壁に入り込んでいきます。

 

血管壁は活性酸素が発生しやすく、そこで酸化されることで酸化型の悪玉コレステロールへと変化。

この酸化してしまった悪玉コレステロールは、体内では異物として扱われ、マクロファージと呼ばれる免疫細胞に捕食、処理されます。
しかしその量が増えると、マクロファージでは対応しきれなくなり、マクロファージは泡沫細胞に変質してしまうのです。

この泡沫細胞が血管内側にたまってしまうと、血管の通り道は狭まり、血液が通る時に強い圧力がかかってしまうため、高血圧になってしまいます。

 

高血圧になると、血管の柔軟性は失われ動脈硬化の状態に陥ります。
動脈硬化になると心筋梗塞や脳卒中など、死に至るケースも多いため、非常に危険です。

 

葉緑素には血液中のコレステロールを回収して体外へ排出する働きがあります。

この働きによって血管壁に悪玉コレステロールが付着するのを防いでくれるのです。
葉緑素の働きによってドロドロの血液をサラサラの血液へと変化させてくれるというわけです。

 

<デトックス効果>

デトックスとは、体内に溜まった毒素や老廃物を取り除く処理のこと。
体内に溜まった毒素とは、食品から取り込まれたダイオキシン、残留農薬、重金属などがあります。

腸内にそれらの溜まった毒素や老廃物を取り除く成分として、食物繊維がよく知られていますが、葉緑素にも食物繊維と同様の働きが期待できます。
葉緑素は狭い隙間に詰まった毒素や有害物質を綺麗に回収してくれるでしょう。

 

葉緑素は食物繊維の5000分の1のサイズをしています。
分子が非常に小さいので、食物繊維では手の届かないところに入り込んだ有害物質や毒素を隅々までかき集めることができるのです。

例えば有害物質は小腸の腸壁にある絨毛にも溜まります。
この絨毛はヒダ状の構造をしており、非常に狭い隙間がたくさんあります。
葉緑素は食物繊維にはないその小ささを生かして、絨毛に詰まった老廃物や毒素もしっかりと回収することができるのです。

 

葉緑素の主成分はマグネシウムになります。

このマグネシウムとその他の成分が胃で分離されて、マグネシウム以外の成分は吸収されずに小腸や大腸を経由して排泄されます。
その際に、ダイオキシンやカドミウム、鉛などの有害ミネラル物質を除去して、体外に排泄してくれるのです。

 

<貧血予防効果>

葉緑素の主成分はマグネシウムですが、その他の構成成分として注目したいのが有機ゲルマニウム。
有機ゲルマニウムは酸素や血液の循環をサポートして、体の隅々にまで酸素を供給する働きが期待できます。

 

貧血は医学的にいうと、赤血球に含まれるヘモグロビン量が減少した状態です。

ヘモグロビンとは血液中に存在する赤血球の中に含まれるタンパク質の一種であり、肺から得た酸素を全身の細胞に運び供給する働きがあります。
この酸素の運搬役であるヘモグロビンが不足してしまうと、全身への酸素供給が上手くできなくなり、体の各細胞が酸欠状態になってしまうのです。

酸素がなくなった状態が続くと、体内の細胞はエネルギーを生み出すことができず、立ちくらみなどの症状の他、集中力の欠如、倦怠感など様々な症状が現れます。
鉄分不足で起こる貧血を解消するためには、血液中のヘモグロビンの数を増加させることが重要です。

 

葉緑素とヘモグロビンは非常によく似た分子構造を持っています。
違いは核の部分が葉緑素はマグネシウムなのに対して、ヘモグロビンは鉄です。

葉緑素は腸内で核部分のマグネシウムが鉄に入れ替わることで、ヘモグロビンへと変化するのです。
葉緑素を摂取して、ヘモグロビン量が増えれば貧血症状は解消されるでしょう。

 

葉緑素は「緑の血液」と呼ばれ貧血対策において、鉄分と同時に非常に重要な栄養素であると認識されています。
貧血がひどい方、妊婦さんなどは葉緑素を積極的に摂取したいですね。

 

<ガン予防効果>

葉緑素には強力な抗酸化作用、浄化作用があります。
この抗酸化作用、浄化作用によって、他のファイトケミカルとともに植物を酸化ストレスから守っているのです。

 

体内で活性酸素が大量に発生すると細胞の中にあるDNAやRNAなどの遺伝情報にダメージが加わります。
この遺伝情報にダメージが加わり傷つけられると、その遺伝情報が書き換えられてしまうことも…

 

間違った情報を持った遺伝子は、ガン細胞などに変異したり、遺伝病などをもたらす可能性も高くなります。
抗酸化作用、浄化作用を持つ葉緑素が、活性酸素を除去することで正常な細胞を維持し、遺伝子のエラーを防いでくれるのです。

 

葉緑素のガン予防効果は、ショウジョウバエでの研究結果が有名です。
ショウジョウバエに発がん物質と葉緑素を加えると、発がん物質だけを食べた個体よりも、長生きしたという結果が報告されています。
葉緑素を体内に取り込むことで、染色体異常の発症を抑制し、がん細胞の発症予防につながるのです。

 

<整腸作用(便秘解消効果)>

葉緑素は食物繊維の5000分の1の小さい分子で、腸内にたまった老廃物や毒素を体外へ排出してくれます。
そのため、便秘を解消してくれ、腸内環境を改善する整腸作用が期待できますよ。

 

<消臭効果>

葉緑素はガムなどにも含まれており、高い消臭効果が期待できます。
体臭や加齢臭対策のサプリメントにも葉緑素は配合されているのです。
抗菌作用もあり、高い殺菌力で口内の細菌増殖を抑えてくれるので、口臭予防にもおすすめですよ。

 

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