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2018年3月30日
ローヤルゼリー(ロイヤルゼリー)の効能と効果、作用について
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ローズヒップは、「ビタミンCの爆弾」と呼ばれる程、ビタミンCが豊富です。
ローズヒップティーや、ローズヒップオイルなど、女性が思い浮かべる美容の代表格とも言えるかもしれません。
ハーブティーとしてのローズヒップティーは、ノンカフェインで、お子様でも飲めるという優れもの。
飲んだ後も、実まで食べれます。
(ローズヒップティーにした場合、栄養素は約30~40%で出てきますが、50%以上は実の中に残っています。)

バラ科バラ属の果実、ドッグローズの実から採れるローズヒップは、ビタミンA・B・C・D・E・K・Pなどを多く含んでいます。
前述の通り、その中でも、特にビタミンCが豊富であり、レモンの約10~20倍と言われています。
(自然界の植物の中で世界一のビタミンCを含有量)

通常のビタミンCは熱に弱いため、熱を加えて調理したり、熱いものの中に入れると壊れてしまうのですが、
ローズヒップに含まれるビタミンCは酵素やビタミンPの働きのよって
熱を加えても壊れにくいため、熱いお茶(ローズヒップティー)として摂取しても大丈夫です。
更に、ローズヒップに含まれるビタミンCは体内で吸収されやすいという特徴もあります。

ローズヒップは、メラニン色素の生成を防いで、シミの予防にも役立ちます。
加えて、ローズヒップに含まれているビタミンCは、紫外線の影響を抑える働きもあることから、
コラーゲンの生成を促してくれるので、肌の弾力を保ち、美肌・美白効果が期待できます。
にきび跡にローズヒップティーが良いと言われるのもこの為です。

ビタミンCだけではなく、ローズヒップに含まれるビタミンEは、過酸化脂質により、毛穴が緩み、肌を傷つける原因を防ぐ効果があり、
肌のターンオーバーを促す事から、毛穴が小さくなる、黒ずみが目立たなくなるといった効果も期待できるのです。
このビタミンE、体内で働き終えた後、自ら酸化してしまうのですが、
ローズヒップに含まれているビタミンPにより働きの高まったビタミンCが、
酸化したビタミンEを何度も再生してくれるという相乗効果もあります。

カルシウムは、牛乳の約9倍
鉄分は、ほうれん草の約2倍
βカロチンは、トマトの約20倍
リコピンは、トマトより多い
(リコピンは、「抗酸化作用=様々な病気や生活習慣病の原因となる活性酸素の働きを抑制し、除去する働き」があります。)

αリノレン酸も含まれている
(αリノレン酸は赤ちゃんの柔らかい肌を保つと言われている成分)

と、ビタミン群以外の成分も優れているのも素晴らしいです。

また、ハイビスカスとの相性も抜群のため、良くブレンドされます。
ハイビスカスには、ビタミンC、クエン酸が豊富に含まれています。

このビタミンCと、クエン酸は、肉体疲労などの回復や、
むくみの改善、眼性疲労や、肌への美肌効果を促してくれます。
ローズヒップティーとハイビスカスティーは
この相乗効果によって、美肌のハーブティーとして人気の高いブレンドとなっているのです。

ローズヒップの主な効果/効能/作用

毛穴の開きや黒ずみを解消
便秘の解消
日焼け防止、しみ・そばかすの予防
貧血・めまい・免疫力低下の防止
免疫力向上による風邪や感染予防と健康の促進、抵抗力の回復
老化防止
皮膚や粘膜の強化と保持
生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用
イライラ・ストレスの解消
リラックス効果
ホルモンバランスを整える
生理痛・生理不順の症状緩和
妊娠中の栄養補給
など

味と香り:甘い香り、ほどよい酸味で美味しい。