非必須アミノ酸はアミノ酸の一つで、体内で合成が可能なアミノ酸です。
アミノ酸は必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分けられ、
非必須アミノ酸にはアスパラギンやグリシン、チロシンなどが含まれます。
アミノ酸は人体のうち、筋肉や皮膚、内臓などのあらゆるタンパク質の元となっています。
そのため、アミノ酸の摂取は生命活動上非常に大切なこととなっています。
非必須アミノ酸は体内で合成できる11種類のアミノ酸のことを言い、それぞれの働きは以下の通りです。
非必須アミノ酸の主な効果/効能/作用
・アスパラギン(体内のエネルギー生産を手助けたり、運動の際の持久力を向上させる)
・アスパラギン酸(利尿作用があり、老廃物の処理をする)
・アラニン(肝機能のサポートをする)
・アルギニン(血管機能を正常に働かせたり、性機能を性瀬善させる)
・グリシン(血中コレステロールを低下させる)
・グルタミン(疲労回復や筋肉強化を促進する)
・グルタミン酸(疲労回復やアルコール依存症の抑制をする)
・システイン(活性酵素を排除したり、傷の治癒を促進させる)
・セリン(肌の保湿効果や記憶力の向上をさせる)
・チロシン(ストレスを軽減させたり、脳を正常に活動させる)
・プロリン(ダイエット効果があり、美肌を作り出す)
こうした非必須アミノ酸は体内で合成できるため、このアミノ酸自体を摂取する必要性は低くなっています。
ただし、極端な食事制限などをすると、非必須アミノ酸の合成がされにくくなるので注意が必要となります。