スピルリナが自律神経失調症やうつに良い理由とは?抗うつやダイエットにも

スピルリナが自律神経失調症やうつに良い理由とは?抗うつやダイエットにも
2018年4月10日
精神疾患にスピルリナに含まれる「セロトニン」が精神疾患に
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スピルリナは月経前症状を落ち着かせる作用があるらしい

スピルリナには辛い月経前症状を穏やかにする作用があると言われています。

月経前症状には個人差があり、体だけの症状に限らず、気持ちが不安定になるなど心にまで影響を与えてしまいます。
アミノ酸を豊富に含み、ビタミンやミネラルなどの栄養も一度に摂取できるスピルリナですが、月経前の症状を落ち着かせるのはどのような成分なのでしょうか。

 

スピルリナに含まれているガンマリノレン酸

スピルリナには植物性のオイルに多い、ガンマリノレン酸が含まれています。
この成分は体内では生成できない必須脂肪酸ですので、成分を補給するためには食品から摂取しなくてはいけません。

 

ガンマリノレン酸が体内に入ると、アラキドン酸に変化します。
この成分はビタミンFと呼ばれていましたが、現在では脂質に加えられています。
アラキドン酸は、月経に関係しているプロスタグランジンを生成するために必要不可欠な成分です。

 

プロスタグランジンには複数の種類があり、月経に関する作用が目立っているのは、E1とE2です。

プロスタグランジンE2は月経時に子宮内膜から分泌されます。
子宮内膜は排卵が近づくにつれて厚みを増していき、受精卵の着床がなければ血液と共にはがれ落ちていきます。
月経の平均周期は28日になり、排卵のタイミングに応じて繰り返されます。

 

月経前になると子宮の収縮が始まり、必要がなくなった子宮内膜や血液を体外に排出しようとします。

この働きを担っている成分がプロスタグランジンE2であり、分泌量が増えてくると痛みが激しくなってしまうので、下腹部の鈍痛や腰痛などの月経前症状が激しくなります。

 

スピルリナに含まれているガンマリノレン酸は、プロスタグランジンE1の材料になります。
この成分は痛みを強くするプロスタグランジンE2を抑える働きがあるので、月経前症状ばかりでなく月経中の痛みの緩和にも役立ちます。

 

月経前のイライラにも最適な成分

月経前症状では痛みやむくみ、肌荒れといった体の症状ばかりでなく、心の状態も変化してきます。
月経前になると女性ホルモンの増減が激しくなり、妊娠をサポートするプロゲステロンの量が増えてくるため食欲旺盛になり、ささいな出来事に対して過敏に反応してしまいます。

 

プロゲステロンの分泌量が多過ぎると、気分の浮き沈みが激しくなるので、怒りっぽくなってイライラしていたかと思えば、急に気分が落ち込んで無気力なることがあります。
スピルリナに含まれているアラキドン酸は生体ホルモンの材料になる成分ですので、分泌量の増減を緩やかにしてバランスを整える効果が期待できます。

 

気持ちの変化が著しくなるのは月経前に強くなる症状の一つですが、精神疾患と異なるのはホルモンバランスの影響が大きいことです。
ホルモンバランスはほんの数滴変わるだけで大きな変化をもたらしますが、症状の出方には個人差があり、しかも毎回同じ症状とは限りません。

 

ある月には腰痛がひどくなることもあれば、その翌月には眠気がひどくなることもあり、気力の低下と腹痛というように1つの症状だけにとどまらず、症状が複合して出てくることもあります。

 

そういった心と体の変化に月経が関係していると気が付かないケースもあり、後から考えてみて月経による影響だったと気が付く場合もあります。
体と心のどちらの症状が出ても、日常生活に支障が出てしまうことがあるので、ホルモンバランスを整えるためにスピルリナを役立ててみましょう。

 

スピルリナは精神疾患にも効果的?

スピルリナに含まれている成分が、ホルモンバランスの作用による気持ちの浮き沈みを和らげると言われていますが、精神疾患による気持ちの変化には作用するのでしょうか。

 

スピルリナに含まれているガンマリノレン酸から合成されたアラキドン酸は、神経細胞を活性化する作用があるため、脳の働きを向上させる効果が注目されています。
精神疾患は気持ちの問題ではなく、神経伝達物質の影響によるものと考えられています。

神経伝達物質には、やる気を起こすドーパミンや衝動的な行動を抑えるセロトニンなどがあり、これらの物質が機能することで感情がコントロールしやすくなるのです。

 

しかし神経細胞が弱くなってくると、神経伝達物質の機能が十分発揮できなくなり、感情のコントロールが難しくなったり、気力が低下したりする症状が出てきます。
こうした症状を和らげるには神経伝達物質の分泌量を増やすといった解決策がありますが、脳の神経細胞を発達させることも効果的です。

 

脳の神経細胞を鍛えるには、ウォーキングなどの有酸素運動の他、パズルやクイズのように楽しみながら頭を使う方法が良いトレーニングになると言われています。

ただし、神経細胞を構成するための成分が不足していると、せっかくのトレーニングの効果がうまく引き出せなくなってしまいます。
スピルリナは脳の神経細胞の活性化に役立つアラキドン酸の材料が含まれているので、神経伝達物質の移動をスムーズにして、精神機能を安定させるための手助けになります。

 

スピルリナに含まれているガンマリノレン酸は、体内に入ると代謝によって心と体の機能に役立つ物質になります。

自力で調整することが難しい月経前の症状を和らげたり、精神疾患で起きる感情のコントロールに働きかける作用をもたらすため、快適な生活をサポートするための食品として利用できます。
精神的な症状は栄養の偏りが引き金になっているケースもあるので、スピルリナで不足しやすい成分を補っていきましょう。

 

スピルリナでストレスに強いメンタル作りをサポート

ストレスの多い現代社会において、メンタルを安定させて生活するのは簡単な事ではなく、勉強や仕事などにやる気を持たせるのも、中々難しいものです。

いかに上手に世の中を生き抜くかがカギとなってきますが、ここでメンタルに好影響を与えてくれるスピルリナを取り入れて、心と身体の安定を保ち、やる気を起こさせてみるのはどうでしょうか。

 

ストレスによって崩壊しやすいメンタル

子供から大人まで、ストレスを抱えていない人はいないくらい、今の世の中は息苦しさを感じるものです。
勉強や仕事、家事に介護など、多くの人が様々な重圧を抱えながら生活しています。
その中で、心の負担が大きくなる事で精神的に疲れたり、やる気をなくしたりなどの症状に陥りやすくなります。

 

酷くなると精神疾患を患う場合も多く、やる気だけでなく、不安感やうつ症状、イライラ感や攻撃性などに悩まされるようになります。
そこでそのような状態になる前に、身体をケアする事が必要になってきます。

 

食事を変えたり、運動したりと生活に変化をもたらす事は良い事ですが、そこにもう1つ、スピルリナの摂取を提案します。
スピルリナは多くの薬局や通信販売などでもお馴染みですが、ただ身体に良いという認識の人がほとんどでしょう。
もちろん身体に良い事は大前提ですが、意外な事に、精神疾患などに悩んでいる人などには改善の効果が期待できるものとして利用されています。

 

精神的な症状に健康食品?などと思う人も少なくありませんが、精神的な症状の多くは脳細胞や神経などと深い繋がりがある事から、簡単に心の病と一括りにしてはいけないのです。
ストレスによって打撃を受ける事で、脳から出される正常な指令が働かなくなり、精神的な様々な症状を誘発するようになります。
そして心も身体も気づかないうちに崩壊していくという状態になってしまうのです。

 

スピルリナの身体への影響は大きい

様々な環境要因によって引き起こされた精神的な症状に対して、効果的だと言われているのが、スピルリナです。

はるか昔から熱帯地方の湖などに生息している、らせん状の藻であり、その生命力の強さから、多くの健康効果を認められています。
あまり目立つことのない藻でありながら含まれている成分の効果は高く、色々な疾患に悩める人が摂取しています。

 

スピルリナは5大栄養素である、糖質、脂質、ビタミンにミネラル、そしてタンパク質が含まれている事から、高栄養食品として世界中に知れ渡っています。

免疫機能の向上や、抗炎症作用、そして貧血やアンチエイジングに便秘解消など、多くの症状の改善に役立ちます。
その中でも特に意外性のあるのが、精神疾患に対する効能です。
脳との関わりが大きい為、脳細胞や神経に対してスピルリナに含まれる成分がアプローチをする事で、脳機能の正常化によって正しい指令を出せるようにします。

 

また、やる気の出ない状態を回復させる成分によって、活動的になる助けをしてくれます。

熱帯の地方の湖に生息するただの藻が、このような効果をもたらす事に驚きを隠せませんが、含まれる成分が、ちょうど人間にとって相性の良いものであったという事なのでしょう。
そして長い年月を経て今に至るまで生息し続ける生命力の強さが、その成分の効能の高さを実証していると言えます。

 

精神の安定とやる気をもたらすスピルリナ

人間の身体には単独で作り出す事が出来ない物質が色々とありますが、特にフェニルアラニンという必須アミノ酸は脳の機能に大きな役割を果たす為、不足する事で様々な症状を引き起こします。

自分自身で作り出す事が出来ない事から外から取り入れる必要がありますが、食生活の乱れなどから必要量を満たす事が難しい人は少なくありません。
このフェニルアラニンの不足によって、脳内ではアドレナリンやノルアドレナリン、そしてドーパミンなどの神経伝達物質の合成に不具合を生じさせます。

 

ドーパミンのやる気を削ぎ、ノルアドレナリンの集中力などを欠く事でアドレナリンによる運動機能の低下を起こします。
これらは全て脳内で行われており、いかに脳の神経が身体に影響を及ぼすかが分かります。

 

フェニルアラニン不足によって脳内の働きに不具合が生じる事でやる気が失われ、うつ症状や不安感なども出やすくなり、精神疾患に移行する可能性もあるのです。
スピルリナはこのフェニルアラニンを十分に含んでおり、脳の不具合を回復させ、精神の安定をもたらしてくれます。

 

特にメンタルに影響を与えるこの必須アミノ酸は、ストレスによって壊れやすい今の時代に無くてはならない成分なのです。
食事の栄養だけでは必要量は難しいので補助として個別に取り入れるのも良い事です。
色々と工夫しながら摂取して、脳機能の正常化を目指し精神の安定を保ちましょう。

 

ストレスは身体も心も蝕む厄介なものです。
多少のストレスは必要とも言われていますが、度が過ぎると日常生活を送るのもままならなくなるものです。

不規則になりがちでも正しく食事を取り、適度な運動なども取り入れ体力をつけてみましょう。
そしてスピルリナを補給して脳の働きを正常化し、ストレスに負けない身体と精神保つ事で充実した日々を送る事が出来るようになります。

 

 

 

 

 

パニック障害にスピルリナが効果的な理由とは

パニック障害を引き起こすのは、脳内のセロトニンの欠乏が原因だと考えられています。

セロトニンは神経伝達物質の一種でセロトニンが不足することで、心拍数を司る神経伝達物質が分泌されているときにも抑制がきかずに動悸が激しくなったり、不安感に襲われてしまいパニック障害を引き起こす原因となってしまいます。

 

パニック障害の症状とは

パニック障害は突然強い不安感や動悸、息切れなどを伴うパニック発作が生じ、この発作が繰り返されるうちに広場恐怖や予期不安を感じるようになり、生活に支障をきたすようになってしまう精神疾患の一つで治療法もある程度確立されています。

 

不安や恐怖というのは、性格の問題と思われることもありますが、パニック障害は脳の働きが変化しているため適切な治療を行うことで改善することができます。
このパニック障害が起こる原因には、恐怖や不安と関係している神経伝達物質のノルアドレナリンと興奮を抑制する神経伝達物質のセロトニンのバランスが乱れることで、さまざまな症状が起こると考えられていますから、治療としては脳内のセロトニンを増加する治療が行われます。

 

スピルリナは、海藻の仲間で、うつ病やパニック障害に有効なサプリメントです。

ヒトの体内では合成することができない必須アミノ酸8種類をすべて含まれ、そのほかにもスピルリナにはビタミンA、B群、Eや鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、マンガンなどのミネラル、βカロテン、葉緑素などの抗酸化物質を含み消化吸収もよいという特徴をもっています。

 

最近は美容にも効果があるとしてスピルリナは人気がありますが、栄養価が高く細胞レベルで体を元気にして売れる新たなスーパーフードとして注目されています。

 

スピルリナの驚くべき効果

スピルリナは、30億年前から存在する藻の一種で、50種類以上の有効成分が含まれています。

スピルリナは、中東やアフリカ、南米などの熱帯地方に生息し、大型で繁殖力も強く栄養価の高いものが食用として利用されています。
通常の藻類は日光を浴びて光合成を行い、でんぷんを生成していますが、スピルリナは動物性の炭水化物であるグリコーゲンを作り出す珍しい生き物です。

 

栄養価が高く消化率は95%ともいわれているスピルリナは、しっかりと栄養素が体に消化し吸収されるため、より高い効果を発揮することができます。
50種類以上の栄養素が相互の働き、腸内の老廃物を排出して善玉菌の働きをよくすることで腸内環境を改善していくことができます。

 

また、アルカリ性の食品であるため免疫力を高め、体をアルカリ性にして疲労回復も早くする効果も期待できます。
そのほかにもスピルリナに含まれているビタミンEフィコシアニンには、抗酸化作用があり細胞の酸化や老化を予防する効果も期待できるため、シミやしわ予防にも効果的です。

スピルリナには、核酸が含まれていますから損傷した遺伝子を修復し新陳代謝を促進することで細胞を若返らせることができます。
このようにさまざまな美容や健康に効果的なスピルリナは、サプリメントや粉末で摂取するのが一般的です。

 

うつ病などの精神疾患の治療

うつ病や自律神経失調症などの精神疾患の治療は抗うつ薬やホルモン治療などが一般的ですが、薬への依存性を生んでしまったり、めまいや吐き気などの副作用が起こる可能性もあります。

 

うつ病や自律神経失調症は、自律神経が正常に働かなくなるために起こることが多く、便秘や不眠症を併発していることも少なくありません。

腸は第二の脳ともいわれるほど体にとって重要な器官で、腸内環境を整えることでさまざまな効果を期待することができます。
スピルリナによって腸内環境を整えることで、自律神経が正常に働き睡眠の質もアップさせることができますから、うつ病や自律神経失調症などの改善も期待できます。

 

最近注目されているスーパーフードにはココナッツオイルやチアシードなどがありますが、そのスーパーフードの中でもスピルリナは王様といわれています。

スピルリナは、5大栄養素をバランスよく含み消化吸収がよいので、乳幼児から高齢者まで利用することができ、酸性に傾きがちな体を弱アルカリ性に戻す効果があります。

 

また、胃の中で水分を吸収して膨らむ性質があるため、食前に摂取する事で食べ過ぎを防止し、必須アミノ酸による脂肪燃焼効果やダイエット効果も期待できます。
そのほかにも、血流を改善しアルギニンなどのタンパク質も多数含まれているため、薄毛予防にも効果的です。

 

スピルリナには、フェニルアラニンと呼ばれる必須アミノ酸が含まれています。

このフェニルアラニンドーパミンノルアドレナリンアドレナリンといった神経伝達物質を合成する材料になり、さまざまな感情の変化をもたらします。

フェニルアラニンが不足すると脳の指令が体にうまく伝わらなくなり、さまざま症状を引き起こす原因となりますから、フェニルアラニンが摂取できるスピルリナは効果的なサプリメントといえます。