必須ビタミンの効果と効能、作用について
2018年3月30日必須ミネラル関連の効果と効能、作用について
2018年3月30日必須ミネラルは、ミネラルの一つで、人間が生きていくうえで必要なミネラル分のことです。
ミネラルとは「鉱物」のことを意味し、自然界には約100種類のミネラルがあります。
その中で人間に必要なカルシウム、リン、カリウムなどの16種類のミネラルのことを、必須ミネラルと言います。
ミネラルの主な働きは、ビタミンと協力して酵素を働かせたり、体調を整えることにあります。
そのため、この必須ミネラルの摂取が不足すると健康を崩すほか、不足しているミネラルごとに様々な症状が出てきます。
こうしたことを防ぐために、適切な量の必須ミネラルの摂取が必要となるのです。
必須ミネラルは16種類あり、以下のような働きがあります。
必須ミネラルの主な効果/効能/作用
・ナトリウム(浸透圧を調整したり、pHの維持をする)
・カリウム(神経や心肺機能の調整をする。体液の浸透圧を調整する)
・カルシウム(歯や骨の形成を促す。血液凝固作用などをもつ)
・マグネシウム(精神安定を促す。骨格形成を促す)
・リン(カルシウムとともにエネルギー代謝をする。骨や歯を形成する)
・鉄分(赤血球やヘモグロビンを生成する)
・亜鉛(血中コレステロール値を調整する。)
・銅(赤血球や骨神経細胞組織などを生成する。ヘモグロビン生成時に鉄分の働きを補助する)
・マンガン(骨の生成促進をする。消化吸収や体内組織を維持する)
・ヨウ素(成長促進作用がある。糖質やエネルギーを生産する)
・セレン(ビタミンEを活性化させる。視力回復、皮膚の保護をする)
・クロム(インシュリンを活性化させる。糖や脂質、コレステロールの代謝を促す)
・モリブデン(糖や脂質の代謝に関わる)
・MSM、イオウ(痛みや炎症を軽減する。髪の毛や皮膚などを作る)
・塩素(体液の浸透圧を維持する)
・コバルト(ビタミンB12の生成に役立つ)
こうした必須ミネラルは13種について摂取量を定めています。
・ナトリウムは成人男性(18~29歳)が9g未満、成人女性(18~29歳)が7.5g未満
・カリウムは成人男性(18~29歳)が2500mg、成人女性(18~29歳)が2000mg
・カルシウムで成人男女(18~29歳)850mg
・マグネシウムは成人男性(18~29歳)が340mg、成人女性(18~29歳)が270mg
・リンは成人男性(18~29歳)が1000mg、成人女性(18~29歳)が900mg
・鉄分は成人男性(18~29歳)が7.0mg、成人女性(18~29歳)が8.0mg
・亜鉛は成人男性(18~29歳)が12mg、成人女性(18~29歳)が9mg
・銅は成人男性(18~29歳)が0.9mg、成人女性(18~29歳)が0.7mg
・セレンは成人男性が55マイクログラム、成人女性が45マイクログラム
・ヨウ素は成人男女で150マイクログラム
・マンガンは成人男性が55マイクログラム、成人女性が45マイクログラム
・クロムは成人男性が35マイクログラム、成人女性が25マイクログラム
・モリブデンは成人男性が30マイクログラム、成人女性が25マイクログラム
こうした必須ミネラルを摂取する際の注意点は「他のミネラルと合わせて摂取すること」が大切です。
ただし、中には組み合わせが悪いものがあるので摂取する際には確認が必要です。