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目次

スピルリナの副作用と服用を控えるべき人

スピルリナとは、0.3~0.5mm程のらせん状の藻のことを指し、その大きさにもかかわらず栄養素が非常に高いとされ注目されています。

たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)・ビタミン・ミネラルの5大栄養素が豊富に含まれており、免疫力を高めたり、貧血を防止あるいは治したり便秘解消、生活習慣病の予防、そして薄毛予防にもなるとされています。

アルカリ性のスピルリナはストレスや片寄った食生活で体内が酸性になりがちな現代人に合ったサプリメントとして日本だけでなくアメリカなどでも親しまれています。

 

身体が酸性になると疲れやすくなったり身体の免疫力が低下して風邪やその他の免疫疾患からくる病気を引き起こす可能性がありますが、ストレス社会の現代では即座にアルカリ性の身体に切り替えることは難しいでしょう。

スピルリナはそういった悩みを解決できる手段のひとつとして用いられており、健康状態の維持を促進する効能があります。

 

また、アンチエイジング効果によって美肌効果にも期待できるため女性にも注目されています。
一方でスピルリナには副作用もあるとされています。
それは服用し続けると重い副作用ともなる場合があります。

 

スピルリナと副作用について

高い効果を期待できるスピルリナですが、あらゆるサプリメントの例に漏れず副作用もあります。
まず典型的な副作用が好転反応と呼ばれるものです。

好転反応とは体内の毒素を排出しようとするサプリメントなどの成分の働きによる反動で吹き出物や倦怠感といった症状を感じることを指します。

 

一般的には服用をはじめて1か月ほどから感じはじめるといわれ、熱っぽさやのどの渇き、下痢、肌のかゆみやできもの、そして光過敏症、一時的な尿酸値の向上などがあげられます。

なかでも光過敏症や肌のかゆみなどの症状を起こす原因となっているのはスピルリナに入っているクロロフィルとされています。
少々の症状が出る程度であれば服用を続けても大きな問題にはなりませんが、肌のかゆみが激しくなったりする場合には医師に相談するべきでしょう。

 

普段から肌が弱くて悩んでいる人はサプリメントを利用しはじめる前に、近場のクリニックや病院などで事前に相談をしておくとよいでしょう。

また、スピルリナには毒素の排出効果もあるため、普段から胃腸があまり強くない人は下痢を引き起こしやすくなるのも特徴のひとつです。
吸収すべき食事からとった栄養も同時に排出してしまうため、おすすめできません。

 

アレルギーと他の作用、副作用

スピルリナは海洋植物の一種です。
そのため海産物アレルギーをもっている人は服用を避けるべきとされています。
なかにはアレルギー反応が出るのが遅い人もいるため、服用したくとも自身のアレルギーが心配な場合は医師のもとでアレルギーパッチでの確認を行うとよいでしょう。
その結果から、正式に医師からサプリメントを利用しても良いかどうかを決めてもらうことが最も安全と安心につながる手段です。

 

また、ワーファリン(抗血液凝固剤)を日常で服用している場合はサプリメントの利用はできません。
スピルリナに入っている成分とワーファリン(抗血液凝固剤)の効果によって、おもわぬ副作用や持病を悪化させる可能性があるとされているためです。

 

他にも、腎臓病や肝臓に疾患があり、タンパク質の摂取を少なくするように医師から言われている人もサプリメントの服用はできません。
スピルリナにはタンパク質をはじめとする栄養素が多く入っているため、腎臓や肝臓などに負担をかけてしまいます。

 

また、服用することで頭痛となる人もいます。
これは亜鉛サプリメントを服用したときと同じでスピルリナにも亜鉛が含まれているためです。
頭痛が起きた時には水を多く摂取して対処しましょう。

 

スピルリナと薬を併用する場合の注意点とは?

スピルリナとワーファリンの併用に注意

病気を患ってから身体の不調が続くという時に、サプリメントを摂取して調子のよい状態を維持したいと望むようになる方も多いにいます。
そのような人におすすめの成分がスピルリナで、この成分には健康を助ける優れた栄養素が豊富に含まれることから現在、非常に注目を浴びています。
しかし、病気を治療中の人の中には摂取を注意すべき例があります。

 

それは血液凝固阻止剤であるワーファリンを服用している場合です。
このワーファリンとスピルリナを併用すると薬の効果を弱めてしまうことに気を付けましょう。
ワーファリンは血栓を予防する薬として循環器系の疾患を持つ人が利用しています。

 

血栓ができないように血液の粘度を和らげる効果がありますが、スピルリナには逆に血液を固める働きのある栄養素が含まれています。
ビタミンKがそれに該当します。
ビタミンKは医療現場でも使われるもので、出血を伴う疾患の治療時に使われることが多いものです。

 

両者は全く逆の作用を持っていることから併用することでお互いのよさを打ち消し合ってしまい、薬の効果が十分に発揮できなくなるという問題を抱えています。
循環器系の疾患を持つ人はビタミンKの摂取は控えるようにしましょう。

 

ワーファリンのような循環器系の疾患、例として高血圧症や高脂血症、脳梗塞、心筋梗塞などの持病を持っている人はスピルリナの摂取を控えるべきですが、基本的にこの成分は市販のサプリメントとして存在するもので副作用のリスクを持つ薬ではありませんので、循環器系の疾患を持つ人以外なら安全に取り入れることができます。

 

但し、健康や美容効果を早く得たいからと闇雲に大量摂取をするのはやめましょう。

他のサプリメントでもありますが、スピルリナの特徴としても好転反応というものがあります。
摂取をしているうちに様々な症状が改善される兆しが見られる前の段階として一時的に症状が悪くなるというものです。

 

この一時的な好転反応として、腹痛やニキビの悪化、便秘や下痢、皮膚が敏感になるなどの副作用が起こります。

しかし、この症状はあくまでも一時的で正しく摂取していればすぐにおさまります。
また、この成分にはクロロフィルと呼ばれる葉緑素が含まれています。

 

クロロフィルは大量に摂取するとフェオホルバルトという光過敏症の原因物質を作り出してしまう危険があります。
光過敏症を防いだり好転反応を強く発生させないためにも1日の摂取量を守るようにしましょう。

 

スピルリナの持つ健康や美容効果

スピルリナがもたらしてくれる健康や美容の効果として免疫力の向上が第一にあげられます。
人の身体は常に外部から刺激を受けていますが、皮膚や粘膜などあらゆる部分のバリア機能が働き健康被害を防ぐことができます。
そのバリア機能を高めるのが免疫力です。

 

まだ幼い子供や病気を患ったり歳を取ることで免疫力が落ちたり未熟な状態になりやすくなります。

スピルリナには良質な栄養素が豊富に含まれますので、これを日常的に取り入れることで不足しがちな栄養素をバランスよく吸収し風邪やインフルエンザ、アトピーなどのアレルギー、生活習慣病になりにくい丈夫な身体を手に入れることができます。

 

抗酸化作用を持つ核酸が含まれることから、細胞の生まれ変わりを助け美肌を維持しやすくなります。
核酸には末梢血管拡張作用もありますので循環器系の疾患を、まだ元気なうちから予防する目的としても活用することができる点に注目しましょう。

 

ワーファリンで病気の治療を行っている人では摂取が難しいのが現状ですが、予防効果についてはスピルリナが大いに役立ってくれます。
いつまでも健康的で美しい姿を維持するためにも、早い時期からの摂取がおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

スピルリナの安全性と妊娠中に飲んでも大丈夫なのか?

ダイエットや筋肉トレーニングをする際に特に気を付けなければいけないのが食生活です。
いくら必死にトレーニングを積んでも栄養のバランスを考えて食べないとすべてが無駄になってしまいます。

 

さらに今までは筋肉を中心に鍛えたい時は、プロテインの服用もしなければならないと考えられてきました。
ですが、このプロテインの代わりになるものが注目されています。

 

それが、スピルリナというものです。
このスピルリナとは栄養素がとても多く含まれている藻です。

 

スピルリナには60%から65%のたんぱく質に、リンマグネシウム亜鉛鉄分カルシウムなどといったミネラルが13%含まれています。
他にはビタミンB群や非酸化ヒコシアニンも豊富に含まれています。

 

また、クロロフィルとフィコシアニンが多く含まれているので元気の促進にも効果がありますのでダイエットやエネルギーの補給または健康維持などの目的のために利用されています。
このようにスピルリナには様々な人間に必要なエネルギー源がありますが、ここで一つ疑問が浮かびがってきます。

 

安全性についてはどうなのでしょうか?
またどんな人にも利用することは可能なのでしょうか?

 

スピルリナによる効果とは?

スピルリナの効果は大きく分けて四つあります。

一つ目が栄養価が非常に高いため、栄養食として利用することができる。

二つ目が免疫システムの強化。

三つ目が空腹感を減らすのでダイエットの際では助けとなる。

四つ目は解毒効果が優れているため、体の中の老廃物や重金属などの排出を助けてくれる。

といった効果を持っています。

 

人間はビタミンB12が不足になってしまうと神経系や睡眠の障害、悪性貧血、消化器官の障害などを引き起こしてしまいます。

鉄分不足になると貧血が起こりやすくなります。

 

また、アミノ酸が不足してしまうと成長の阻害、免疫力の低下、脳や神経の機能低下、アレルギー症状、エネルギー不足、動脈硬化、利尿作用の低下、体力の減少などが起きやすくなります。

 

他にはPHレベルを維持してくれる働きがあり、今の時代特有である加工食品に依存している傾向だと体が酸性ぎみになる可能性があります。
体が酸性化してしまうと病気になりやすくなり、さらにガンになるリスクも高まるという研究結果があります。

スピルリナはその酸性化を抑えてPHレベルを適切なレベルで維持してくれる働きを持っています。
このようにスピルリナは人間の体を支えてくれるものとなっています。

 

スピルリナは副作用や妊娠中の人にも利用はできるのか?

これまでは、スピルリナがもたらしてくれるメリットの部分でしたがデメリットの部分はあるのでしょうか?
当然使用をきちんと守らないと副作用として発疹や胃の不快感、下痢などといったことが起こる可能性があります。

 

スピルリナは妊娠中の人も利用することはできます。
胎児にも特に悪影響はありません。
薬ではないので大丈夫なのです。
ですが、使用上の注意をよく読んで正しい用量で利用してください。

 

スピルリナは今や様々な企業から販売されているので様々な種類のスピルリナがあります。
商品によっては一日の服用の目安は2粒から3粒、10粒から30粒と様々です。

使用上の注意をよく見ないで使用してしまうと、どの医薬品、どのサプリメント、どの食品でも言えますが、胎児にの悪影響を及ぼす可能性がありますので注意してください。

 

また、小さな子どもやアレルギー体質の人、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、他の自己免疫疾患、フェニルケトン尿症の人が服用してしまうと症状を悪化させてしまう可能性がありますので使用を避けてください。

 

小さな子どもに関しては大人より敏感に反応してしまうため、病気を持っていないとしても悪影響を及ぼす可能性はありますので服用を避けてください。
注意すべき人は注意しつつ、メーカー推奨の適量を守って利用することが妊娠中でなくてもどんな人でも大切です。

 

 

 

 

 

スピルリナは不妊にも効果的

スピルリナはどういうもの?

スピルリナはスーパーフードといわれている藻の一種で、とにかく栄養バランスがとれている上に栄養素も豊富なことで知られています。
特に多く含まれているのがタンパク質で55%から70%ほど含んでいます。
他にも食物繊維やビタミン、ミネラルなどたくさんの栄養素を含んでいます。

 

同じ藻といえばユーグレナもありますが、この2つでは含まれている栄養素に違いがあり、歴史的にもスピルリナのほうが古く古代から食用として栽培されていたといわれています。

 

健康効果としては免疫力をアップしてくれますしダイエット効果も期待できます。
またデトックスできるので美容効果もあるといわれています。

ただし藻ですから海藻のアレルギーがある方の場合は摂取をしないほうが副作用も出なくて良いでしょう。
また持病があって薬を服用している人も摂取する前には担当の医師に相談しておくほうが安心して飲むことができます。

 

もちろん薬ではありませんから効果の即効性はありません。
継続的に飲むことによって体質改善ができ、いろんな良い効果を得ることができるのです。
サプリであれば毎日癖付けすることで継続しやすくなりますので、おすすめです。

 

不妊改善効果も期待できる

様々な効果があるとされるスピルリナですが、実は不妊改善の効果もあるといわれています。
妊娠をする時に積極的に摂りたい栄養素には葉酸とビタミンEがあります。

 

ですが、この2つには欠点があり、葉酸は水に溶けやすくビタミンEはボリュームのある食事に含まれていることが多く必要量を摂取することが難しいのです。
できればこの2つは同時に摂取するほうが良いとされているのでサプリが向いていると考えられます。

 

そして、葉酸もビタミンEもスピルリナには含まれていますし一石二鳥です。
スピルリナに含まれているもののひとつであるミネラルは生理不順などの改善には必要なホルモンバランスを整える効果が期待できます。

 

またクロロフィルも女性の生理や血液の生成に深く関わりをもっていて余計な不純物を排出する効果があるため、血流の改善にもつながりますから冷え性も改善されます。

女性にとって冷え性は大きな問題で冷え性になっていると妊娠しにくいともいわれています。
一度体温を上げるだけでも大きな違いがありますので、これらの効果を1度に改善できるのは大きなメリットだといえるでしょう。
サプリやドリンクで簡単に摂取できるのも魅力です。

 

スピルリナは一日どれくらい摂取したらいいの?

スピルリナは食品のためアレルギーなどがない限りは副作用が出てしまうという心配もありません。
それではスーパーフードといわれるスピルリナを一日にどれくらい摂取したら不妊に効果を期待できるのでしょうか。

 

スピルリナは粉末や錠剤などのサプリで販売されていることが多いですのでどれを選ぶかは好みになります。
自分が飲みやすいもので摂取するほうが継続できます。
どの場合も持ち運びはしやすいですから旅行などにも気軽に持っていくことができます。

 

スピルリナは1日3gから4gほどの摂取が目安です。
サプリメントの場合は摂取量の目安が書いてあるので、そちらを参考にすると良いです。

飲むタイミングですが、スピルリナは摂取するとおなかが膨らむという効果がありますので食前1時間ほどの時に飲むのが良いでしょう。

なぜなら食べ過ぎなどを防ぐことができます。
また二日酔いの時は飲酒後の肝臓の負担を減らしたり、アルコールの代謝を促すことから飲酒後や寝る1時間ほど前に摂取しておくのが効果的です。

とにかく毎日継続するようにしましょう。
粉末やパウダーであれば、手作りのおやつやパンなどに混ぜ込んで作ってもおいしく摂取することができます。

 

 

スピルリナは妊娠・授乳中でも問題なく飲める?子供に飲ませる場合は?

妊娠中や授乳中も問題なく飲めるの?

スピルリナは、古来からから存在していた藻類の一種で、現在は様々な効果が期待できるスローフード(スーパーフード)として注目を集めています。
スピルリナには必須アミノ酸を始め、私たちが生きて活動していく上で重要な栄養素であるたんぱく質、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。

 

健康だけでなく美容やダイエットにも効果があるとして話題になっています。
スピルリナはアルカリ性の食品であるため、それを摂取することで体内がアルカリ性となり免疫力を高め、風邪やアトピーなどの症状を発症しにくくしてくれる免疫向上効果が期待できます。

 

その他、食物繊維が含まれていることでデトックス作用や便秘の改善にも有効なので、ダイエットにも非常に役立つ以外に不足しがちな栄養素を補ってくれるというメリットもあるのです。

 

また、身体の老化を抑制する抗酸化作用もあり、ビタミンやミネラルなどの栄養素を含んでいるので、美容に気遣う人にもおすすめといえます。

生活習慣が乱れがちで肌荒れしている人や、栄養バランスが悪くて体の不調が続いている人、ダイエットをしていても健康的な生活を送りたい人にぜひ摂取してほしい万能フードと言えます。
様々な効果が期待できるスピルリナですが、妊娠中や授乳中には摂取していいのか気になるところです。

 

特に妊娠中というのはおなかの赤ちゃんのためにも良質で多くの栄養素が必要な時期ですが、あまり食べてしまうと体重に影響して難産になることもありますので少ない量でしっかりと栄養を取ることが大切になってきます。

 

また、授乳中においても栄養バランスの取れた食事をすることが良質な母乳を作る秘訣なのですが、慣れない育児で忙しくなるとバランスの取れた食事を食べるというのは難しくなってきます。
基本的には、スピルリナを妊娠中、授乳中に摂取するのは問題はないとされています。

 

鉄分も含んでいるので、鉄分不足になりやすい妊娠中に摂取するのはおすすめといえます。

ただし、摂取量が過剰になると思わぬ健康被害を生まれることがありますので、一日の摂取量を守ることが前提となります。
ビタミンやミネラル、必須アミノ酸やたんぱく質など妊娠中や授乳中には必要不可欠な栄養素が含まれているスピルリナはまさに理想的な食べ物と言えます。

 

しかし、妊娠中はどんなことが起こるかわからないので、摂取する際にはあらかじめ医師に相談してから摂取するのが望ましいといえますので必ず確認を取ってから摂取するのが望ましいでしょう。

 

子供が飲んでも影響はないの?

これだけ様々な良い効果が期待できるスピルリナですから、大切な子供に摂取させたいと考える親御さんもいることかと思われます。
スピルリナは錠剤型のサプリメントになっているので、普通に錠剤を飲むことができるお子さんであれば摂取しても問題ないとされています。

 

実はスピルリナには、セシウムを体外に排出する作用があるともいわれていて、ロシアの放射線医療研究所においてチェルノブイリ原発の事故で後遺症に苦しむ子供たちにスピルリナを摂取させたところ実に83%の子供たちの放射線濃度が減少したといわれています。

 

放射能が原因とされる白血病の白血球の減少を抑制する作用も期待できるほか、数多くの薬剤の服用による腎臓障害のリスクも軽減するといわれています。
ただ、甲状腺機能低下症や亢進症などの場合、海藻類を摂取することが制限されますので摂取する場合には医師に相談するようにしましょう。

 

体質によってスピルリナのたんぱく質が体に合わずに下痢やかゆみなどの症状が出る場合にはありますので、何かおかしいと感じたら直ちに摂取を中止するようにしましょう。
健康や病気の予防だけでなく美容、ダイエットにも効果的なスピルリナを上手に摂取して日常生活に役立ててみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

【スピルリナにはプリン体が多く含まれる?!】

先ほど、スピルリナにはタンパク質をはじめとする栄養素が多く入っているというお話をしました。

このタンパク質の中でも、特にスピルリナには「プリン体」が多く含有しています。

プリン体が多く含まれていると、体にどのような影響をもたらすのでしょうか?
ここではスピルリナとプリン体についてまとめてみましょう。

 

<プリン体とは?>

様々な効果が期待でき、健康維持には欠かせないスピルリナには、プリン体が多く含まれています。
このプリン体が多く含まれると痛風や尿酸値に影響を与えてしまうことがあります。

 

プリン体とはプリン骨格を持つ物質の総称であり、肉類、魚類、穀物類など食品全般に含まれる栄養素です。

中でも、細胞数の多い食品や、細胞分裂を頻繁に行う組織にはプリン体が多く含まれます。
食事から摂取されたプリン体は体内で尿酸に変化して、体外へ排出されます。

体で排泄できる能力は限られており、排泄能力を超える尿酸については、体内にそのまま蓄積してしまいます。
この体内に蓄積された尿酸は、痛風などの原因になってしまうのです。

 

<スピルリナに含まれるプリン体の量とは?>

スピルリナに含まれるプリン体の含有量は100gあたり1076.8㎎になります。

例えばスピルリナサプリメント1回量(8g)に換算するとプリン体の摂取量は86.1㎎であり、この量を尿酸換算すると101.5㎎になります。
含まれるプリン体がすべて体内で尿酸に代謝された場合に生じる、尿酸量は101.5㎎となるわけです。

 

高尿酸血症や通風の治療のガイドラインには、プリン体を多く含有する食品を分類しています。
その中の分類は以下の通りです。

・100g中300㎎以上のプリン体を含む食品は「極めて多い」
・100g中200~300㎎のプリン体を含む食品は「多い」

このガイドラインからもわかるように、スピルリナはプリン体を極めて多く含む食品と言えるでしょう。
そのほかにプリン体を多く含む健康食品としては、DNA、RNA、クロレラ、ビール酵母などがあります。

 

<スピルリナを摂取すると痛風に影響する?!>

プリン体を極めて多く含有するスピルリナを摂取すると、痛風になりやすくなるのでしょうか?

スピルリナをサプリメントで摂取する場合、実際には100gものスピルリナを摂取するということは少ないでしょう。

スピルリナサプリメントに含まれているプリン体の量は86.1㎎程度であり、この量は魚類のキスに含まれるプリン体と同程度と言われています。
1回量で考えると、すぐに痛風になるほどのプリン体が含まれているわけではありません。

 

ただ、魚のキスのように、プリン体は魚類や肉類などに多く含まれます。

スピルリナのサプリメントを摂取する場合には、食事から摂取されるプリン体に加えて、スピルリナのサプリメントからもプリン体を摂取することになるのでダブルの摂取量になってしまいます。

 

スピルリナのサプリメントを服用中にはどうしてもプリン体の摂取量は増えてしまうので、食事内容などには気を付ける必要があるでしょう。

偏った食事を続けていると、痛風を発症するリスクは高くなってしまいます。
副作用とは言えませんが、スピルリナのサプリメントを服用すると痛風を発症するリスクは高まります。

 

またすでに痛風になっている人が、スピルリナサプリメントを飲んでいいか?ということですが、基本的に痛風を発症している人はプリン体の摂取量を制限する方がよいと考えられています。

ただ、決まった食品を食べてはいけないなどの制限はありません。
色々な食品を食べて、栄養バランスを整えながらプリン体の摂取量をコントロールしていくのが重要なのです。

そのため、痛風があるからスピルリナのサプリメントが飲めないのか?というとそうではありません。
痛風だからといってスピルリナのサプリメントを摂取してはいけないということはないのです。

 

スピルリナにはプリン体以外にも豊富な栄養素を多く含有しています。

食事制限などで栄養不足の状態であれば、スピルリナの摂取は健康維持に役立つでしょう。
ただ痛風患者さんがスピルリナのサプリメントを摂取する時には、他の食品から摂取するプリン体の量を減らして、1日のプリン体摂取量を気を付けるようにします。
病院に通院している方であれば、主治医に相談してからスピルリナの摂取を考えるのもよいかもしれませんね。

 

<スピルリナと尿酸値の関係性>

食事から摂取されたプリン体は体内で代謝されて尿酸に変換します。

プリン体から代謝された尿酸は体外え排出されますが、排泄しきれなかった尿酸に関しては体内に蓄積します。
スピルリナのサプリメントを利用すると、毎日86.1㎎のプリン体を食事とは別に摂取することになるため、体内での尿餐量も増えてしまいます。

 

普段からプリン体を多く摂取する人(ビールなどを飲む人)は尿酸値が高まるリスクがあるので、注意が必要です。
基本的にプリン体の摂取量目安は1日あたりで400㎎になります。

 

【スピルリナの服用に注意が必要な人とは?】

栄養素が非常に高いスピルリナは、副作用が少ない健康食品として、多くのユーザーから支持を得ています。

ただしスピルリナを服用する際には、注意が必要な人ももちろんいらっしゃいます。
ここではスピルリナの服用に注意が必要な人をまとめてみましょう。

 

スピルリナの服用に注意が必要な人はこちらです。

・副甲状腺機能亢進症の人
・腎臓病を患わっている人
・発熱している人
・スピルリナを含む海産物に対するアレルギーがある人
・ビタミンKの摂取を控える必要のある人、ワルファリンを併用する人(高血圧や糖尿病で薬物治療している方)
・クロロフィルによる光過敏症の兆候がある人

それぞれまとめてみましょう。

 

<副甲状腺機能亢進症の人>

副甲状腺機能亢進症は、副甲状腺の機能が亢進して、副甲状腺ホルモンの分泌が過剰になった状態をいいます。
スピルリナにはヨウ素が多く含有しています。

このヨウ素は甲状腺機能亢進症の状態を悪化させてしまうので、甲状腺機能亢進症の人はスピルリナの服用は避けておいた方がよいでしょう。

 

<腎臓病を患わっている人>

腎臓病を患わっている方は、ビタミンやミネラルを豊富に含むスピルリナの摂取は、腎臓に負担をかけてしまうのでおすすめしません。

高用量のスピルリナを摂取した場合、消化不良になったり、便秘の原因になったりすることも。
体内に許容できないほどの重金属を生成する可能性も以前に報告されています。

 

<発熱している人>

スピルリナを摂取すると高タンパクレベルで体温を上昇させる可能性があるので、発熱している人はスピルリナの服用は控えておきましょう。

 

<スピルリナを含む海産物に対するアレルギーがある人>

スピルリナは海藻類に分類されます。
元々海藻に対してアレルギーのある方は、スピルリナの摂取はおすすめできません。
スピルリナを摂取することによってアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

 

スピルリナにはアトピー性皮膚炎や喘息症状、花粉症などのアレルギー症状を改善する作用が期待されています。

実際、スピルリナを投与したマウスの免疫反応を調べると、アレルギー症状が改善したという研究結果も報告されています。
しかし海藻アレルギーがある人にとっては、スピルリナを摂取することでアレルギー反応を起こしてしまう可能性がありますので、リスクが高いです。

 

<ビタミンKの摂取を控える必要のある人、ワルファリンを併用する人(高血圧や糖尿病で薬物治療している方)>

スピルリナにはビタミンKが多く含まれています。

ビタミンKを多く含む食品は、抗血栓薬であるワルファリンとの飲み合わせに問題があります。
血流障害を改善するワルファリンとビタミンKを一緒に服用してしまうと、ワルファリンの効果が半減してしまうのです。

高血圧や糖尿病の治療で抗血栓薬であるワルファリンを服用中の方は、ビタミンKを含む食品の摂取は控えるべきなので、スピルリナも摂取しないようにしましょう。

 

<クロロフィルによる光過敏症の兆候がある人>

スピルリナにはクロロフィル(葉緑素)が含まれています。
このクロロフィルは、がん細胞の発生抑制や、コレステロール値を下げる働きがあります。

しかしその反面、クロロフィルには光過敏症と呼ばれる症状を引き起こすリスクもあるのです。
光過敏症とは、皮膚が日焼けしたように赤くなったり、湿疹のようにかゆいぶつぶつができたり、蕁麻疹を起こすケースもあります。

元々、クロロフィルによる光過敏症の兆候がある人は、スピルリナを摂取しない方が安心です。

 

【スピルリナ服用時は水分を摂取しよう!】

スピルリナのサプリメントを服用した時に起こる副作用は少ないですが、喉の渇きが増すことがあります。
喉の乾きがます場合には、1日に少なくとも500mlはいつもより多く水分を摂取するようにしましょう。

 

例えばいつも1.5リットルの水を飲む人であれば、スピルリナのサプリメントを服用する際には2リットルの水を飲むようにしましょう。
スピルリナはタンパク質を多くふくむ食品です。体内に高レベルのタンパク質を吸収するためには、多くの水分が必要となってきます。

 

【スピルリナのおすすめの効果とは?】

スピルリナは、地球上に35億年以上前から存在している藍藻類の一種です。

全長は0.3~0.5㎜程度で、古くから栄養価の高いスーパーフードとして、世界中で食べられてきました。
ビタミン(11種類)、アミノ酸(18種類)、ミネラル(13種類)、食物繊維、タンパク質などたくさんの栄養素が含有されたスピルリナに期待できる効果・効能はたくさんあります。

ここではスピルリナのおすすめの効果についてまとめてみましょう。

 

<アンチエイジング効果>

スピルリナには核酸と呼ばれる成分が配合されています。
この核酸は、新陳代謝、基礎代謝を促進する働きがあり、老化現象を防止し、ダメージを受けた遺伝子の修復にも効果を発揮してくれます。

 

<貧血予防効果>

スピルリナには鉄分、クロロフィルなどの栄養素が豊富に含まれています。鉄分やクロロフィルは血液の原料となる成分。
血液の生成量が増えることで、貧血予防に効果的です。

特に貧血になりやすい妊娠中には積極的に摂取したいですね。

 

<免疫力アップ>

スピルリナにはβカロテノイドと呼ばれる抗酸化剤がたくさん含まれています。
この抗酸化作用のあるβカロテンの働きによって、体内に発生した活性酸素を除去します。
活性酸素が除去されることによって、免疫力が高まり、病気になりにくくなるでしょう。

 

<糖尿病予防>

スピルリナには血糖値を下げるホルモン、インスリンの分泌を促進する働きがあります。
インスリンの分泌が活発になることで、血糖値を低下させ、急激な血糖値上昇を抑制します。生活習慣病である糖尿病予防に効果を発揮してくれます。

 

<抗アレルギー作用>

スピルリナは、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を緩和する働きがあります。
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、かゆみなどを改善してくれます。

 

<抗ウイルス作用>

スピルリナにはカルシウム、スピルランと呼ばれる硫酸化多糖が多く含まれています。

硫酸化多糖は、インフルエンザA型、ヒト免疫不全ウイルス、はしかウイルスなどのウイルス複製を阻害する働きがあります。
そのため、ウイルスの増殖を防ぎ、ウイルス感染を予防してくれるのです。
インフルエンザが流行る冬場にはぜひ摂取しておきたいですね。

このようにたくさんの効果をもつスピルリナは、用法、用量を守って正しく服用すれば副作用も起こりにくい安全性の高い健康食品と言えるでしょう。