スピルリナに含まれるγリノレン酸とは?
2018年4月10日老化防止にスピルリナ!?老化の原因を減らそう!
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スピルリナの驚きの美肌効果とは
肌やボディラインなど、美に対する関心度が高い海外セレブの間では、スピルリナを使ったドリンクやサプリメントが注目されています。
バネのような不思議な形をしているスピルリナは藻の一種で、青のりと同じように食べることができます。
栄養成分が豊富なことで話題を呼んでいるスピルリナですが、美容に対してどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
年齢肌を美肌に導く驚きの成分
スピルリナには数多くの成分が含まれていますが、その中でも年齢肌のケアに役立つ成分が核酸です。
テレビなどで聞くことがあるDNAやRNAは核酸の種類のことで、新陳代謝を高めるためには欠かせない存在です。
新たな細胞を作り出すためには、その細胞の設計図が必要になるのですが、情報を正確にコピーする役割を担っている成分がDNAになります。
そして、DNAから得た情報に基づいて、タンパク質を合成している成分がRNAです。
ですから、衰えた細胞を修復して美肌に生まれ変わるためには、核酸の働きがとても重要になります。
また核酸には、アレルギー反応を引き起こす物質を抑える働きがあるといわれています。
花粉などのアレルゲンが侵入してくると、ヒスタミンなどの免疫に関わる物質が放出されて、アレルゲンを体内に排出しようとします。
核酸は免疫力を強化して過剰なアレルギー反応を抑える働きがあるので、花粉やアトピーによる炎症や皮膚のかゆみを和らげる効果が期待できます。
皮膚のかゆみやかぶれなどのアレルギー症状が出てしまうと、肌の乾燥が進んで刺激に弱くなってしまうので、使用できる化粧品やスキンケア製品が限られてしまうことがあります。
スピルリナに含まれている核酸は体の中から驚きの効果を発揮するので、弱くなった肌を回復させてたい時にも最適な食品です。
抗酸化成分をたっぷり含んだスピルリナ
驚きの効果を持ち、美肌づくりに欠かせない核酸ですが、この核酸にダメージを与えて細胞の修復を妨げる存在があります。
それは紫外線や偏った食生活の影響で増えてしまう、活性酸素です。
活性酸素は大気汚染やストレス、喫煙で増えることもあり、細胞を傷つけて肌の老化を促す原因となります。
体内の活性酸素が増えてしまうと、肌本来の再生機能が衰えてしまい、肌のターンオーバーが乱れることがあります。
すると、紫外線の影響で増えてしまったメラニン色素を排出できなくなるため、くすみやシミが目立ってしまいます。
肌を支えて弾力を保つ効果のあるコラーゲンの生成も少なくなるため、シワやたるみが増えてくることもあります。
スピルリナには、活性酸素を除去できる成分が含まれています。
それは、クロロフィルやフィコシアニン、キサントフィルといった天然色素です。
藻のスピルリナは光合成をして成長に必要なエネルギーを蓄えているのですが、光を集める役割を担っている成分がクロロフィルなどの天然色素です。
これらの天然色素は紫外線によって増える活性酸素を除去する働きが強いので、美肌のためのエイジングケアに役立てられています。
ちなみにクロロフィルは緑、フィコシアニンは青、キサントフィルは黄の色素になっています。
色が濃いほど色素の含有量が多いため抗酸化作用が強くなり、スピルリナでは3つの天然色素が一緒に摂取できます。
天然のサプリメントのようなスピルリナ
スピルリナには、まるで美肌のために作られたような驚きの成分が揃っています。
スピルリナの半分以上は、タンパク質で構成されているのですが、そこには9種類の必須アミノ酸をはじめ、肌にとって大切なプロリンやセリンといった11種類の非必須アミノ酸が含まれています。
プロリンはコラーゲンの生成に関わっているアミノ酸で、ハリのある肌を育てるためには欠かせない成分です。
セリンはシルクにも含まれているアミノ酸で、肌のうるおいを保ちなめらかに整える働きがあります。
アミノ酸には各種類ごとに血行促進や代謝を高める働きがあるので、それぞれの種類をバランスよく摂取することが大事だと考えられています。
スピルリナには、ビタミンやミネラルも含まれているため、肌をキレイにする効果が一層高まります。
ビタミンB群は皮脂を抑えて健康的な状態に整える働きがあり、この他にもナイアシンやパントテン酸、ビオチンなども含まれています。
特にビオチンはアトピーの治療にも使用されている成分で、過剰な皮脂によって起きる炎症を鎮める働きがあります。
美肌に必要な亜鉛や銅、マンガンやヨウ素も含まれていて、肌の免疫力を高めながらコラーゲンやエラスチンの生成を活発にする働きがあります。
これだけ数多くの栄養成分を摂取するとなると、たくさんの食品を食べることになりますが、スピルリナにはこれらの成分が全て含まれているので、キレイな肌が目指せます。
スピルリナは天然の藻に関わらず、美容を目的に配合されたサプリメントにも劣らない成分を含んでいます。
肌に必要なアミノ酸や、キメを整えて色つやを良くするためのビタミンやミネラル、エイジングケアに欠かせない抗酸化作用を持つ成分など、色々なサプリメントを飲まなくても、スピルリナだけで摂取できてしまうところが魅力です。
スピルリナは肌の老化予防効果のある「βカロテン」が豊富
カロチノイドの一つであるβカロテンには優れた活性酸素除去作用があります。
ニンジンに多く含まれる栄養素として知られますが、スピルリナにも豊富に含まれています。
体内で必要な分だけビタミンAに変換され、優れた抗酸化力を発揮して老化予防をしてくれるのですが、不足すると免疫力が低下したり、肌トラブルを起こしたりする可能性が高くなるので注意してください。
水溶性のβカロテンは安全性が高い
ビタミンAは過剰摂取による欠乏症のリスクがありますが、βカロテンは水溶性のためその心配はありません。
水に溶けやすい成分は体外に排出されるため、身体に過剰に溜め込むことがないのです。
体内で必要な分だけビタミンAに変わるので、極めて安全な栄養素と言えるでしょう。
ビタミンAとして摂取した場合、過剰症により身体の痛み、めまい、嘔吐感、脱毛などを引き起こすことがあります。
脂溶性の成分のため過剰に摂取すると、排出されずに体内に蓄積されてしまうのです。
栄養素は適量を摂取するから身体にいいのであり、過剰に摂取すると毒になることがあります。
スピルリナには含まれるカロチノイドには、ルテインやゼアキサンチンなどもあります。
ビタミン以上の抗酸化力を有しており、老化予防・美肌対策などに最適なのです。
副作用のないスピルリナは毎日の健康維持に最適であり、特に胃腸機能が低下している方に適しています。
胃腸が弱くなると栄養素がスムーズに吸収されないので、栄養不足を招くことがあります。
食事で補えない栄養素はサプリメントを活用して補給しつつ、栄養バランスを整えていくのが得策です。
老化は年齢を重ねるほど顕著な差が出やすいですが、これは若いころの生活習慣の差とも言えます。
年齢を重ねてから対策をするよりも、若いころから始めたほうが美肌を維持しやすいのです。
美肌になるには栄養補給から
肌というのは毎日摂取している栄養素から作られているのです。
人間の身体は主に水とアミノ酸から作られているので、これらの栄養素が不足しないように注意する必要があります。
スピルリナには良質のアミノ酸が18種類も含まれており、アミノ酸バランスを整えることで肌を元気にしてくれます。
スキンケアを徹底しても栄養不足の状態では、肌を元気にすることはできません。
老化防止のためにもスピルリナを摂取して、肌の栄養素を補給していきましょう。
カロチノイド全般は優れた抗酸化力により、肌にバリア機能を形成してくれます。
乾燥や紫外線のダメージから守ることで、老化予防ができるわけです。
皮膚・粘膜の健康を維持することで美肌を促進し、アンチエイジング作用も期待できます。
アンチエイジングが本格的に必要になる年代は30代~40代であり、肌の曲がり角を過ぎたら対策を徹底する必要があります。
若いころからケアしておくことで、10年後の肌も若々しく維持することができるのです。
スピルリナはビタミンとミネラルも豊富なので、栄養バランスの乱れを調整してくれるのです。
栄養が欠乏すると肌が不安定になるので、健康な状態にないと自覚したら対策が必要でしょう。
カロチノイドは野菜全般に含まれていますが、消化吸収性に優れたスピルリナで摂取するのがおすすめです。
栄養素を効率よく摂るためには、摂取量に加えて吸収性にこだわる必要があります。
活性酸素に対抗する栄養素の必要性
活性酸素を撃退することは細胞を外的刺激から守るために必須なのです。
過剰な活性酸素は免疫力を低下させて、肌トラブルのリスクを高めてしまいます。
美容成分をたっぷりと補給しても、肝心のバリア機能が弱ければ美肌は実現しません。
攻めるケアも大切ですが、それよりも先に守るケアから固めていくべきなのです。
活性酸素を除去してくれるβカロテンは、眼病の予防にも最適な栄養素です。
粘膜にも作用してくれるので、肌によい成分であることは間違いありません。
ビタミンE、クロロフィルなどの抗酸化成分も含まれており、細胞が元気な状態を維持してくれます。
スピルリナを摂取することで肌を乾燥から守って、保湿力を維持させることができます。
保湿力が低下した肌は非常にダメージを受けやすいので、ここから改善していく必要があるのです。
肌を乾燥・紫外線から守ることは最大のアンチエイジングとなり、将来の肌状態に差をつけることができるでしょう。
年齢を重ねても若々しい肌を維持している方は、栄養バランスが整っていると考えられます。
スピルリナは栄養が偏っている方に最適な栄養素であり、特に微量栄養素が欠乏している方におすすめです。
微量栄養素を充足させることで新陳代謝を促進し、身体の老廃物・乳酸などを排出することもできます。
スピルリナでデトックスをすることで、細胞レベルで老化予防をすることができるのです。
必須栄養素のビタミンAは脂溶性ゆえに、過剰摂取のリスクがあります。
βカロテンの優れたところは、体内で必要量だけをビタミンAに変換できることにあります。
水溶性のカロチノイドなので過剰症の心配はなく、大量に摂取しても問題ありません。
βカロテンはスピルリナに多く含まれており、老化予防や美肌促進なども期待できます。
体内の活性酸素を除去することで、細胞を若返らせることができるのです。